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バイクの自賠責保険の加入・更新方法をご紹介!

バイクを所有する際、法律で加入が義務付けられているのが自賠責保険です。加入していなければバイクを運転することはできません。

251cc以上のバイクは、車検と同時に更新するのが一般的です。しかし、車検がない原付や125ccクラスのバイクでは、うっかり更新を忘れてしまうケースも見られるため注意が必要です。

この記事では、自賠責保険の補償内容や未加入時の罰則などの基本的な知識のほか、自賠責保険の加入・更新手続きの方法と必要書類について解説します。

さらに、自賠責保険と併せて加入を検討したい任意保険についても解説するので、万が一の際にしっかり活用できるよう、正しい知識を身に付けておきましょう。

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バイクの自賠責保険とは?

バイクの自賠責保険とは?

自賠責保険は法律で加入が義務付けられている保険であり、バイクを運転する際には必ず加入するものです。まずは、自賠責保険の基本的な仕組みや、加入していない場合の罰則、補償内容について確認しておきましょう。

自賠責保険とは

自賠責保険とは、すべての自動車やバイク(原付も含む)に加入が義務付けられている強制保険です。

自動車やバイクの運行によって他人を死傷させてしまった場合に、その損害に対して保険金が支払われます。加入者ではなく、事故の被害者を救済することを目的とした保険です。

そのため、補償は対人賠償のみで、車両や建物といった物損については補償されません。

自賠責保険未加入時の罰則

自賠責保険に加入せずにバイクを運転すると、事故を起こしていなくても法律違反となります。この場合、以下のような罰則が科される可能性があります。

  • 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
  • 免許停止処分

さらに、自賠責保険に加入していない状態で事故を起こした場合、被害者への賠償金はすべて自分で負担しなくてはなりません。

自賠責保険の補償内容

自賠責保険では、交通事故で相手にケガや後遺障害、死亡などの損害を与えてしまった場合に、一定の範囲で補償されます。被害者1名についての補償内容の上限は以下のとおりです。

  • 傷害による損害:最高120万円
  • 死亡・後遺障害による損害:最高3,000万円

(常時介護が必要となる重度の後遺障害の場合:最高4,000万円)

ただし、補償の対象はあくまで対人に限られるため、運転者自身のケガや死亡には適用されません。また、対物事故も補償の対象外です。ガードレールや塀、相手の車両などに対して発生した損害については、自賠責保険では補償されません。

バイクの自賠責保険の加入・更新方法とは?

自賠責保険は、自動車損害賠償保障法によって加入が定められている公的な保険です。万が一、自賠責保険に加入せずにバイクを運転してしまうと、1年以下の懲役や50万円以下の罰金、免許停止処分などの厳しい罰則があるため、注意してください。

自賠責保険に加入(もしくは更新)するには、以下の場所で申し込み・支払いを行ないます。

損害保険会社の支店、代理店

加入方法:店頭で書類を記入し、支払い

バイク販売店

加入方法:店頭で書類を提出し、支払い

郵便局

加入方法:自賠責保険に加入が可能な郵便局の保険窓口で手続きをし、支払い

なお、郵便局で申し込めるのは原付と250cc以下の軽二輪自動車のみ

2024年1月からは、Web申し込みのみとなったため窓口では申し込めない

コンビニエンスストア

加入方法:店頭の情報端末(マルチコピー機など)で申し込み、レジで支払い

なお、コンビニエンスストアで申し込めるのは原付と250cc以下の軽二輪自動車のみ

インターネット

加入方法:申し込み画面で必要事項を入力して申し込み、クレジットカードで決済

インターネットで申し込めるのは原付と250cc以下の軽二輪自動車のみ

自賠責保険に無事加入できると、「自賠責保険証明書」と「自賠責ステッカー」を受け取れます。インターネット以外の場所では申し込み当日に即日加入となるため、その場で証明書やステッカーをもらえます。インターネット申し込みの場合は、後日郵送される証明書とステッカーが届くまで、バイクに乗れないケースもあるため注意してください。

バイクの自賠責保険の加入・更新に必要なものとは?

次に、自賠責保険の加入・更新申し込みの際、必要なものについて見ていきましょう。以下では、バイクの排気量ごとにそろえるべき書類などをまとめています。

原付(125cc以下)

  • 標識交付証明書
  • 契約中の自賠責保険の契約書(更新時のみ必要)
  • 保険料

軽二輪自動車(126cc~250cc)

  • 軽自動車届出済証
  • 契約中の自賠責保険の契約書(更新時のみ必要)
  • 保険料

小型二輪自動車(250cc超)

  • 自動車検査証
  • 契約中の自賠責保険の契約書(更新時のみ必要)
  • 保険料

また、自賠責保険の加入・更新では次の情報が必要です。ほとんどの情報は標識交付証明書や自動車届出済証に記載されていますが、スムーズな申し込みを行なうためにも事前に一度確認しておきましょう。

  • ナンバープレートの番号
  • 車台番号
  • 契約者の郵便番号、住所
  • 契約者の氏名
  • 保険開始希望日時(更新時は保険未加入の期間ができてしまわないよう注意)

バイクの自賠責保険料はいくらかかるの?

自賠責保険は契約期間を1~5年(1年単位)で選べ、料金は次のように定められています(なお、小型二輪の場合は1年~3年1ヵ月の期間から選択します)。

原付(125cc以下)

1年(12ヵ月)……6,910円(6,910円/年)

2年(24ヵ月)……8,560円(4,280円/年)

3年(36ヵ月)……1万170円(3,390円/年)

4年(48ヵ月)……1万1,760円(2,940円/年)

5年(60ヵ月)……1万3,310円(2,662円/年)

軽二輪自動車(126cc~250cc)

1年(12ヵ月)……7,100円(7,100円/年)

2年(24ヵ月)……8,920円(4,460円/年)

3年(36ヵ月)……1万710円(3,570円/年)

4年(48ヵ月)……1万2,470円(3,117.5円/年)

5年(60ヵ月)……1万4,200円(2,840円/年)

小型二輪自動車(250cc超)

1年(12ヵ月)……7,010円

1年1ヵ月(13ヵ月)……7,150円

2年(24ヵ月)……8,760円

2年1ヵ月(25ヵ月)……8,910円

3年(36ヵ月)……1万490円

3年1ヵ月(37ヵ月)……1万630円

※上記金額は本土用保険料です。離島、沖縄本島、沖縄離島では保険料が異なります。

※自賠責保険料は自動車損害賠償責任保険審議会における改定により、料金が変動する場合があります。

自賠責保険以外に検討すべきバイク保険

自賠責保険以外に検討すべきバイク保険

自賠責保険は対人賠償のみを対象としており、補償の範囲や限度額が実際の賠償金額に足りない場合もあります。そのため、より広範な補償を受けられる任意保険(バイク保険)への加入も検討することが大切です。

任意保険は、自分のケガや物損事故など、自賠責保険ではカバーできない部分に備えるための保険です。ここからは、任意保険のおもな補償内容について見ていきましょう。

対人賠償保険

対人賠償保険は、交通事故で相手を負傷、または死亡させてしまった場合に補償される保険です。自賠責保険も同じく対人賠償保険ですが、保険金額や範囲の面では十分といえません。

任意保険の対人賠償保険では、相手の治療関係費(診療費、入院料、投薬料、手術料など)も補償されます。また、事故によって相手が仕事を休んだ際の収入減少分(休業損害)や、精神的苦痛に対する慰謝料なども補償の対象です。

自賠責保険には補償の上限額がありますが、任意保険では無制限の設定も可能なため、多くの方が無制限の保険を選んでいます。

対物賠償保険

事故で相手の車や家、壁、電柱などを壊してしまったときに補償されるのが対物賠償保険です。なお、対象となるのは物だけでなく、犬や猫などのペットも含まれます。

任意保険の対物賠償保険も、被害者救済を重視した仕組みになっているため、たとえ加害者が飲酒運転や無免許だった場合でも補償されます。

ただし、他人から預かっていた物を破損した場合は補償対象外となるため、その点には注意しましょう。

対物賠償保険についても、補償額を無制限に設定している方が多い傾向にあります。

搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険は、バイクに乗っていた運転者本人や同乗者が事故で負傷した場合に、一時金として保険金を受け取れる保険です。例えば、友人を後部座席に乗せてツーリング中に転倒事故を起こし、友人がケガをしたなどの場合に補償されます。

搭乗者傷害保険は、保険金の支払いが早いことが特徴の一つです。示談交渉がまとまる前に、治療費を一時的に立て替えなければならないような場面などで大きな助けとなるでしょう。

人身傷害保険

人身傷害保険は、事故によって契約者自身が負傷、または死亡した場合に、その損害額を保険金額の範囲内で全額補償する保険です。

過失割合に関係なく補償される点が特徴で、治療費や後遺障害が残った場合の逸失利益、介護費用、仕事を休んだ場合の休業損害、精神的損害など幅広く補償されます。

なお人身傷害保険には、契約中のバイクでの事故だけが対象となるタイプと、契約していない車やバイクでの事故も補償されるタイプの2タイプがあります。

バイクの自賠責保険に関するよくある質問

自賠責保険への加入は義務であるものの、実際の手続きやトラブル対応についてはわかりにくい部分も多くあります。ここからは、自賠責保険に関するよくある質問にお答えします。

証明書やステッカーを紛失したらどうする?

自賠責保険の証明書やステッカーを紛失してしまった場合は、まず加入している保険会社に連絡しましょう。

そのうえで、窓口に出向いて再発行の手続きを行ないます。再発行には印鑑と本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)が必要です。なお、保険会社によってはWebサイト上での手続きも可能です。

再発行の手続きに手数料はかかりませんが、証明書を持たずにバイクを運転すると違反となり、30万円以下の罰金が科せられるため注意しましょう。

引越し時の手続きはどうしたらいい?

引越しなどで住所が変わった場合は、忘れずに住所変更の手続きを行ないましょう。

保険期間中であれば補償自体は有効ですが、住所の変更手続きをしていないと保険の更新案内が旧住所に届いてしまうおそれがあります。保険期限が切れた場合は無保険の状態となるため、そのまま運転すると処罰の対象となります。

住所変更の手続きは、保険会社の窓口へ出向くほか、保険会社によっては郵送やWebサイト上でも可能です。車検証、自賠責保険証明書、契約者の印鑑などが必要なため用意しておいてください。

なお、250cc以下のバイクであればコンビニエンスストアで手続きすることも可能です。

事故発生時の手続きと請求の流れはどういったものなの?

万が一、事故を起こしてしまった場合は、まず負傷者の救護と警察への連絡を行ないます。その後、事故の内容とともに自賠責保険証明書番号などを保険会社に伝えましょう。

自賠責保険への保険金請求は、被保険者(加害者本人)だけでなく、被害者から行なうことも可能です。請求後は、審査機関による書類の審査を経て結果が保険会社に報告され、支払いが決定した場合は保険金が被害者に直接支払われます。

請求に必要なおもな書類は、次のとおりです。

  • 交通事故証明書
  • 事故発生状況報告書
  • 診断書・診療報酬明細書
  • 休業損害証明書
  • 通院交通費明細書 など

書類を整えて、速やかに申請を進めることが大切です。

まとめ

バイクの自賠責保険は、保険会社やバイク販売店などで加入・更新が可能で、250cc以下であればコンビニエンスストアやインターネットでも手続きできます。

また、契約期間を長くすることで1年当たりの保険料を割安にできるため、コストを抑えたい方には長期契約もおすすめです。補償内容や任意保険についても理解し、もしものときの備えを万全にしましょう。

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