nemoさんが投稿した愛車情報(Ninja 250R)

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    【左半身麻痺障碍者のMT車復活記】



    みなさん、こんにちは。


    本日は、発注より苦節四ヶ月、やっと届いたZEROGRAVITYの受注生産スクリーンの取り付けと試走を行いました。


    走行風風切り音問題は残念ながら完全解決はしませんでしたが、防風性能が格段にUPし、限定的ですがだいぶ軽減されました。



    -------

    以下、私の切実な悩みの吐露であり、とーっても長文です。
    お時間が無い方は、上記の文章で内容完結していますので、それだけお読みいただけましたら嬉しいです。



    マイコプラズマ肺炎による発熱が下がって三日後からが社会復帰OKだと医師に言われていました。


    今日で熱が下がって三日目。
    nemoさん、体力削られてフラフラながらもいよいよ社会復帰復です。


    明日は息子の運動会。
    フラフラな身体で、気合を入れてフラッグシップモデルのフルサイズ一眼レフと大三元望遠レンズ(合計6kg近く)を振り回すのは厳しいだろうと、今日も身体を動かしてきました。


    リハビリメニューは、ninja250Rのスクリーン置換と試走。


    純正ストックスクリーンとZEROGRAVITYのスポーツツーリングスクリーンとは車体取り付け時の垂直高差は+20cmちょっとくらいになります。


    これで走行風風切り問題が解決するかもしれないと、少し胸が高鳴るのを感じる。



    私は、プロフィールに記載があるように、身体に病気起因の障碍を負っています。左半身運動機能麻痺と、脳障害、耳の障害(これは書いて無かった)です。



    脳障害と耳の障害が掛け合わさることによって、面倒な問題が出てきました。時速80km/h以上でのヘルメットに当たる風切り音の中低音とその音圧に耐え難いほどの苦痛を感じるようになってしまったのです。(エンジン音の高回転サウンドは不思議と全く問題になりません。むしろ心地よく感じるほどです。)


    超高価の静音ヘルメットのシューベルトも検討しましたが、やはり物理的に走行風を断ち切らないと問題解決は厳しいと判断した経緯があります。


    スカイウェイブには、ISSOTAのチョモランマみたいな超大型スクリーンを装着したところ、全速度域で根本的解決が見られました。屋根付きバイクであるキャビーナ90やZORROルーフPCXは、そもそも走行風がヘルメットに当たる事が皆無なので、問題自体が起きません。


    マジェスティ125は、時速60km/hまでしか出さないので、大きな問題は起きていません。


    問題なのが、ninja250R。
    (なんちゃって)SSとして誕生した存在故に、ストックのスクリーンの防風機能は申し訳無さ程度。

    通常ポジションでの高速道路走行は、走行風は胸あたりに当たり、ヘルメットは風切り音でボーボービュービューゴーゴーゴボゴボの爆音です。一応、静音を謳っているヘルメットだったんだけどなぁ。

    GPライダーよろしく、燃料タンクに顎を乗せる全伏せでようやくヘルメット上空に走行風が整流されるようになり、私は高速道路での100km/h走行時には、勘違いノリノリライダー然としてほぼ全伏せで走る事になります。

    これは、辛いしぱっと見 色々と痛い奴になる。


    そのような訳で、私は、ninja250Rの時はほぼ下道(+西湘バイパス/横浜新道/第三京浜 )で、上限80km/h未満走行縛りで走っています。



    これではninja250Rと高速道路に乗って一緒に遠い旅になんて行ってあげられない。なんとか問題解決出来ないものかと、Google先生に協力を仰ぐもninja250R用のチョモランマスクリーンなんて見つかりませんでした。


    結局紡ぎ出した結論は、現時点で市場で手に入るであろう一番ハイスクリーンのZEROGRAVITYのスポーツツーリングスクリーンにアドオンスクリーンに期待しよう、と言うこと。


    ところが、ZEROGRAVITYの当該スクリーンは、受注生産、納期まで四ヶ月だと。手元に届くまでの四ヶ月は本当に長かった。しかもやっと届いたと思ったら、私はマイコプラズマ肺炎に感染、重症化する一歩前まで悪化していて、残念ながら取り付けどころではなくなってしまいました。




    話は戻って、やっとこさ本日、念願のハイスクリーンの取り付け相成りました。



    ヘキサボルトをラチェットで取り外す。やはり左手が上手く扱えず、難儀する。掴んだボルトが左手からポロッと落ちてしまう。


    ボルトを地面から拾うときに、ふとフロントフェンダーへ視線を移すと、ドラレコのフロントカメラが接触しまくって傷だらけになっている状態に気がつく。ぎゃああ。


    当然、このまま看過することはできないので、急遽フロントカメラをメーターカバー上に移設。


    そんなこんなで念願のスクリーンを置換し、更にアドオン・スクリーンを移設しました。


    ストックスクリーンとの高さ差異は、写真七枚目と八枚目に示します。かなり違いますね。


    なんと、愛するDAISO流用スマホ日除けが新しいスクリーンに干渉してしまうことが分かり、とりあえず撤去。スマホ用日除けについては、来年の夏までになんとかしなくてはいけません。



    さて、いよいよ試走。


    時速60km/hまでだと走行風の身体への当たりはあまり変わらない気がするけど、心なしか走行風が緩くなったような。

    嬉しいポイントは、心地よいエンジンサウンドが明瞭にきこえるようになったこと。


    横浜新道経由で第三京浜を走り、時速80km/hまで確認をする。

    この速度域になるとめざましく防風効果が確認できるように。しかし、スクリーン上方に整流された走行風は、ヘルメットのシールド上部あたりに集中的に当たるようになって、風切り音はより存在感を示し、苦痛が増す。これは辛いぞ・・・


    玉川ICから環八に接続し、用賀ICから東名高速へ。
    ここで劇的な変化が!

    時速100km/h領域になると、途端にスクリーン上方を整流した走行風の多くがヘルメット上空を流れるようになり、苦痛がだいぶ減りました。

    軽く伏せると、もう、無風。
    苦痛が一気に無くなる。

    これは嬉しい事実だけど、長時間この姿勢で高速道路を巡航するのは厳しいかも。


    そして、いよいよ時速120km/hに達すると、通常ポジションでも走行風の8割はヘルメットの更に上方に流れ、苦痛が激減しました。

    でも、SSタイプ(と言わせてね)の250ccでの長時間120km/h巡行は、罰ゲームそのもの。ちょっと実用的ではないようです。



    結局、一番問題だった80〜100km/hの速度域は、残念ながら解決されませんでした。


    当分は、高速道路での遠出はスカイウェイブで行くことになりそうです。


    市販スクリーン置換では、ここでの速度域ではこれ以上の問題解決が願えない事が確定したので、いよいよ、DIY/ワンオフの世界がちらついてきました。なんとかしてお安く問題解決が出来るといいなぁ。



    ZEROGRAVITY入荷までの間に、ワンオフスクリーン制作のアクリポイントさんに問い合わせメールを送りましたが、残念ながら未だ返事がありません。

    噂によると制作費が数十万円にのぼるらしいので、そうなるとDIYを選ぶしかない・・・ぢっと手を見る。



    WEBサーフィンをしていたらDIYに関するいくつかヒントになる情報を得ました。四ヶ月待ったスクリーン置換の直後ですが、さっそくDIY計画を練っていきます。



    おそらく理想完成系は、ヴェルシス1000ロングスクリーン状態なんだと思います。ninja250Rにそのようなスクリーン造形は、人によっては猛烈にダサく感じることでしょう。と言うか、ダサいですよね。


    防風性能が高い車種に乗り換えた方が話が早いぞ!と思われる方が多いと思います。でも、もうしばらくは、障碍を負ったこの身に寄り添って再スタートを切ってくれたninja250Rと共に歩んでみたいと思っています。



    <追記>
    すでにインカムで音楽を流すといった試みはしました。


    私の場合、風切り音の音と音圧での苦痛は、器質的というか、病理的起因の障碍による苦しみなので、気を紛らわすといった手段では解決はしないようです。


    耳栓も試しました。耳栓は物理的に音波を遮るのでかなり期待していたのですが、残念ながら根本解決とはなりませんでした。効果メリットよりも、環境音が聴き取れない危険な状態での運転をするデメリットの方があまりにも大きいと判断しました。


    もしかしたら逆位相波形を騒音波形とぶつけ合わせて音を消すノイズキャンセリングイヤホンはワンチャンあるかも?と気がつきました。


    性能が良いノイズキャンセリングイヤホンは、不快な騒音はキャンセルをするものの、安全上必要な環境音はちゃんと透過することを経験から知っているからです。


    先日所持していたSONYのノイズキャンセリングイヤホンを壊してしまったので、また新たに物色しはじめています。いやぁ、性能が高いノイズキャンセリングイヤホンは相変わらず高額ですね。



    いやぁ、切実な悩みの吐露だけに、いつもに増して長文でしたね。
    ここまでお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。



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