125cc中古バイクのおすすめポイントと選び方のコツ
125ccバイクは取り回しが楽で維持費が安く、街乗りの良きパートナーとして人気があります。今回は、中古の125ccバイクのおすすめポイントと選び方のコツを紹介します。
125ccバイクの魅力
125ccバイクは原付バイク(50cc)とは違い、二段階右折義務や、30km/hの速度制限がありません。公道を60km/hで走れます。しかも、維持費は原付バイクとほとんど変わりません。大型バイクは通常の駐輪場では少々狭いのですが、125ccバイクならコンパクトに収まります。比較的重量が軽いため車体を起こしやすく、シート高も低いので女性にも乗りやすい作りです。
中古バイクはここを見よう

中古バイクは新車で買うよりも費用は抑えられますが、購入時に確認するべきチェックポイントがあります。実際のバイクの状態を確認・比較することをおすすめしますが、その際に最低限チェックすべきポイントは以下の通りです。
1.全体的に歪んだ印象がないか
2.車体やカウル、ハンドルストッパー等に異常はないか
3.タイヤは溝が残っているか、ひび割れがないか
4.エンジンはきちんと作動するか
5.ミッションに問題がないか
6.マフラーからの排気漏れはないか
7.ホーンは正常に鳴るか
8.ライトはきちんと灯火するか
9.遠目から観察して違和感がないか
メンテナンスされてきたかどうかが重要
125ccバイクは、車検の義務がありません。本来は定期的に点検したほうが良いのですが、前の所有者が点検無しでずっと乗っていた可能性もゼロとは言い切れません。とは言え、大事に乗られていたバイクは、きちんとメンテナンスがされていて、問題のある部品は交換されているはずです。
走行距離はもちろん見たほうがいいのですが、走行距離だけで判断出来るとは限りません。エンジンは使わない期間が増えると、中が錆びてきてしまいます。車庫にずっと保管してあるバイクより、メンテナンスしながら大事に乗られてきたバイクのほうが、良く走ることはあり得ます。
初めての中古バイク選びなので、自分で状態を見極める自信がない……。それなら、グーバイク鑑定が役に立つはずです。プロの鑑定士が中古車の状態を隅々までチェックして、車両の状態を詳細に記載してくれています。グーバイク鑑定車は下記ページから探すことが出来ます。
グーバイク鑑定車検索おすすめの125ccバイク:スクーター編
HONDA DIO110
スタイリッシュな形の110ccスクーター。500mlペットボトルが入るフロントインナーラックと、フルフェイスが収納できる約18リットルのシート下収納が付いています。セル式と併用で、キックスターターも付いているので、バッテリー上がりをしても安心でしょう。また、アイドリングストップ機能が付いているので、省燃費でありながら騒音と排ガスを抑制してくれる環境に配慮されたスクーターです。
YAMAHA NMAX
フロントにブーメラン状のカバーが採用されており、スポーティなスタイルを確立しているYAMAHAのスクーターです。スポンジ厚が十分な2段シートなので、タンデムライダーも座りやすい設計になっています。シート下収納は約24リットルと大容量。街乗りからツーリング、通勤通学と幅広く使用できるでしょう。
おすすめの125ccバイク:ネイキッド編
SUZUKI GSX-R125
風洞実験を繰り返して開発されたボディは、空気抵抗とリフト量を低減しており、高い安定性を実現したスーパースポーツタイプの125ccネイキッドです。ライトにはLEDを採用しているので、全体的に軽量化されています。水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載し、力強い走りと加速性を実現。ABSユニット搭載で、優れた制動性が発揮されます。
おすすめの125ccバイク:オフロード編
KAWASAKI D-TRACKER 125
KAWASAKIの気軽に乗れる125ccオフロードバイクです。フューエルインジェクションのスロットルボディにはISC(アイドルスピードコントロール)が付いており、熱くなったエンジンを再始動する際も、安定したアイドリングを実現できます。オフロード仕様ですが、アスファルト路面での走行がしやすいよう、リアとフロントに14インチのタイヤとホイールが装備されています。
おすすめの125ccバイク:アメリカン編
YAMAHA ドラッグスター125
日本ではドラッグスターの250と400が主流ですが、アメリカからの逆輸入車として販売されていたのがドラッグスター125。中古でも多く出回っていないため、入手が困難なレアバイクです。ベースはドラッグスター250で、エンジンにVツインエンジンを搭載しています。カスタムする場合はドラッグスター250のパーツを使えるので、カスタムを楽しみたいバイカーにもおすすめの1台です。
KAWASAKI エリミネーター125
680mmと低めのシートで足つきしやすいアメリカンです。しかし、車体は125ccの中では大きく、存在感のあるバイクでしょう。エンジンは124cc 4ストローク空冷単気筒で7.3馬力〜13馬力あります。馬力は初期型の方が大きいので、エンジン性能にこだわりたい方は年数による違いを調べて、好みの仕様を見つけてみましょう。
まとめ
125ccバイクは原付バイク・スクーター並みの維持費の安さや取り回しの容易さ、そして公道を走るのに十分なパワーが魅力的です。125cc中古バイクの選び方やチェックポイントを把握して、理想の125ccバイクに出会いましょう。
本記事は、2016年4月25日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。