バイクのクーラントが漏れる原因や修理代、期間
クーラント液は、バイクのエンジンなどを冷やす重要な役割があります。故障や破損が原因でクーラント液が漏れてしまうと、エンジンがオーバーヒートを引き起こす可能性があります。ここでは、バイクのクーラントの液漏れの原因や修理について、確認しておきましょう。
バイクのクーラントが漏れる4つの原因
クーラントの液漏れが発生する原因(またはパーツ)には、以下の4つがあります。
クーラント液のリザーブタンクが破損している
リザーブタンクはプラスチックで作られており、強い衝撃や熱などが原因で破損してしまいます。リザーブタンクが壊れた場合、一時的な補修をして使用することもできますが、基本的に交換が必要になります。
メカニカルシールの劣化
メカニカルシールはクーラントの液漏れを防ぐ役割があります。メカニカルシールが劣化して、クーラント液が漏れてきている場合は交換が必要になるでしょう。
ラジエーターの損傷
クーラント液はラジエーターを通過して熱を逃がしています。ラジエーターの管などが損傷すると、そこからクーラント液が漏れだしてしまいます。
シリンダーやヘッドガスケットの損傷
シリンダーやヘッドガスケットに傷などがある場合、または歪みが生じている場合は、クーラント液が漏れる可能性があります。
クーラント液が漏れている場所を確認して、原因を突き止め、修理をしなければ液漏れが解消することはありません。
修理期間約1週間、状態によっては2万円ほど修理代がかかる

クーラントの液漏れを修理する場合、修理費用や修理期間は漏れている箇所によって変動します。バイクショップによりますが、クーラントの液漏れの修理は約1週間を目安期間として設定しているようです。なお、冷却水交換には以下の工賃がかかります。
さらに、シリンダーやヘッドガスケットのオーバーホールなど手間のかかる作業が追加されれば、20,000円を超えることも少なくないでしょう。オーバーホールや修理に関しては、バイクの車種などによって修理期間や費用が変わるため、バイクショップで点検してもらい、見積もりを出してもらうことをおすすめします。
まとめ
本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。