【バイク】レギュレーターが故障した際の症状とテスターの使い方
バイクにおいて、発電した電気をバッテリーに安定供給させるレギュレーター。レギュレーターが故障してしまうと、バッテリーに電気が供給されず、様々なトラブルが発生します。ここでは、レギュレーターが故障した場合の症状と点検方法についてご紹介しましょう。
レギュレーターが故障した際の症状と原因
レギュレーターの故障により、以下の症状が発生します。
故障が発生する原因は次の通りです。
異常が発生した場合は、速やかにレギュレーターを交換する必要があります。
レギュレーターの交換方法

レギュレーターはバイクによって取り付け箇所が違います。取り外し方法は、周辺のパーツとコネクタを取り外すだけなので難しくありません。また、取り付けも逆の手順で行えます。なお、交換費用は車種や使用するレギュレーターによって変化します。
バイクショップでは、レギュレーターの部品費用に工賃を合わせた額で交換してもらえるでしょう。
テスターを使って点検とメンテナンス
レギュレーターに異常がないかを調べるには、テスターが必須です。テスターは以下の特徴があります。
バイクの電装系でも、赤がプラス側、黒がマイナス側とはっきり分かれています。このような色との関連性を把握していなければ、テスターを壊す原因となるので注意が必要です。レギュレーターの点検では、テスターで電圧を測ります。
測定方法
注意点
通常のバッテリーの電圧は以下の範囲で推移します。
アクセルを回しても、レギュレーターが正常であれば余分な電気を熱エネルギーに変換するため、過剰電圧になることはありません。電圧が正常な値よりもずれている場合は、レギュレーターなどに異常が発生している可能性があります。
まとめ
本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。