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歪みや傷、オイル漏れを直す!バイクのフロントフォークの修理・交換方法

バイクのフロントフォークがゆがんでいると、まっすぐに走行するのが難しくなります。また、傷があると、見た目も悪くなったり、オイル漏れが発生したりとトラブルにつながります。今回は、フロントフォークの修理や交換の方法についてご紹介します。

フロントフォークのオイル漏れの原因と修理方法

フロントフォークのオイル漏れには以下のような原因があります。

  • オイルシールの劣化
  • サビなどの異物混入
  • インナーチューブの劣化

オイルが漏れている場合、ブレーキディスクにオイルが混入します。オイルの混入によって、ブレーキのかかり方に変化がでて、最悪の場合、事故につながってしまうので注意が必要です。
修理には以下のような方法があります。

  • オイルシールの交換
  • オイル交換
  • インナーチューブの交換

オイルシールの交換やオイル交換はセルフでも行えるでしょう。インナーチューブの交換は、セルフで行うこともできますが、フロントフォークを分解しなければなりません。 もし不安な場合は、バイクショップに交換を依頼しましょう。

フロントフォークの傷を修理する方法

フロントフォークの傷を修理する方法

フロントフォークの傷は、研磨剤で磨くことによってキレイに消したり目立たないようにしたりできます。

用意する道具

  • ヤスリ
  • コンパウンド

傷が少し深い場合は、ヤスリで傷が消えるまで研磨し、コンパウンドで鏡面仕上げにします。もし傷が深すぎるときは、フロントフォーク自体を交換する必要もでてくるため、不安な場合はバイクショップで確認してもらうようにしましょう。

フロントフォークのゆがみや曲がりの修理方法

転倒などでフロントフォークにゆがみや曲がりができた場合は、以下の修理方法を行ってみましょう。

工具を使わず修理する方法

  1. エンジンを切る
  2. バイクの前に立ちハンドルをしっかり持つ
  3. 両足でタイヤを挟み押さえ込む
  4. 両足を固定しハンドルをこじって調整する

工具を使う方法

  1. フォーククランプのボルトを緩め微調整する
  2. まだズレがある場合はアンダーブランケットを緩めて調整
  3. それでも解消しない場合はトップブリッジを緩めて調整する

工具を使わない場合は応急処置となるので、後でボルトの緩みがないかどうかを確認しましょう。工具を使った修理方法では、2のアンダーブランケットまでの作業で修理できる可能性が高いです。トップブリッジを緩めるときは、フォークが飛び出す可能性があるので慎重に作業しましょう。

交換を検討する事例

大きな衝撃を受けて、フロントフォークが修理不可能になる場合もあります。また、フロントフォークの金属自体が曲がってしまうと、修復が難しくなるので、交換が必要となるでしょう。バイクの乗り心地を左右する重要な部品なので、異常がある場合は交換も検討するのが賢明です。

まとめ

  • フロントフォークのオイル漏れはオイルシールやオイル交換で直る場合がある
  • インナーチューブの劣化でオイル漏れをしているときは早めに交換する
  • フロントフォークの傷はヤスリとコンパウンドで磨く
  • フロントフォークのゆがみや曲がりの修理には工具を使う方法と使わない方法がある
  • トップブリッジを緩めて調整するときはフォークが飛び出さないよう注意する
  • 修理不可能な場合はフロントフォークの交換を検討する

本記事は、2018年4月6日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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