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バイクのウォーターポンプの故障の症状と原因

バイクのエンジンを冷却するために必要な冷却水。これを循環させるには、ウォーターポンプが必須となります。もしウォーターポンプが故障してしまうと、バイクが壊れてしまう可能性もあります。今回は、ウォーターポンプの故障や修理の方法などをご紹介しましょう。

ウォーターポンプってなに?仕組みをご紹介

ウォーターポンプは冷却水の流れるパイプをエンジンにはわせて、循環させることでエンジンを冷やします。エンジンは燃料を燃やして、高温になるため、冷却しないとどんどん熱を帯びていきます。ウォーターポンプは基本的にエンジンの側面か内側に取り付けてあります。

ウォーターポンプが故障するとどうなる?

ウォーターポンプが故障すると、エンジンを正常に冷却することができません。そのような場合は、以下のような症状が現れます。

  • 冷却水とオイルが混じる
  • 冷却水の減りが早くなる
  • 地面に冷却水が漏れた跡がつく
  • エンジンオイルの量が増える
  • ガラガラなど異様な音がする
  • 水温計の温度が高くなる
  • オーバーヒートする など…

オーバーヒートをするとエンジンに負荷がかかり、バイクが故障する可能性もあるため、冷却水の漏れなどがないかを点検するようにしましょう。

ウォーターポンプが故障するとどうなる?

ウォーターポンプの故障原因にはなにがある?

ウォーターポンプの異常の原因としては、以下のことが考えられます。

  • ゴムホースの劣化
  • パッキン割れ
  • ウォーターポンプの故障
  • ウォーターポンプのメカニカルシール破損

多くの原因はゴムホースやパッキンにあり、冷却水が漏れることでトラブルが発生します。冷却水が漏れていないか確認するには、バイクの停車時に水漏れなどがないかを確認します。また、基本的に水温計の温度でもわかりますが、以下の方法でも確認が可能です。

  1. ラジエーターキャップを開けて冷却水を確認する
  2. エンジンをかける
  3. スナップさせてエンジンを動かす

ウォーターポンプが無事なら、冷却水は流れるでしょう。エンジンが熱い状態では、オーバーヒートの恐れがあるので、エンジンが冷えてから確認します。

ウォーターポンプの修理や交換する方法

ウォーターポンプは自分で交換することもできます。交換方法は個人のブログなどでも公開しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。交換するには最低限以下のモノを用意する必要があります。

  • ウォーターポンプ
  • 工具
  • バケツ×2(冷却水用とエンジンオイル用)
  • 冷却水
  • エンジンオイル

ウォーターポンプの部品は安いものではありません。そのため、交換の失敗リスクを避けたい場合は、業者にお願いして修理してもらうようにしましょう。

まとめ

  • ウォーターポンプは冷却水を循環させる役割がある
  • 故障すると冷却水漏れが発生する
  • 故障するとオーバーヒートを起こす可能性がある
  • パッキンやゴムホースから漏れがあることもある
  • メカニカルシールが破損してオイルと混ざることがある
  • 故障は水温計で確認する
  • セルフの交換も可能

本記事は、2018年3月15日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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