バイクを修理に出したけど直ってない!直らない場合の支払いはどうする?
バイクが故障すれば修理が必要になりますが、修理したはずなのに直っていないということもしばしばあります。こういった際に「修理費を払うのは不当」と考える方も多いですが、基本的には修理の具合に関係なく支払の義務があるのです。ここでは、修理で直らなかった際の支払い対応についてわかりやすくご紹介します。
バイクを修理に出したけど直ってない!返金請求はできる?
バイクを修理して直っていなかった場合でも、基本的に返金請求はできません。なぜなら、修理を依頼する際はまず状態を見てもらい、その後見積もりを出します。これに合意した時点で修理の契約は有効になるため、修理代の支払いは必要になるのです。ただし、契約の不履行を主張して金額の交渉ができる場合もありますので、泣き寝入りせずに交渉してみましょう。
修理費用を払わないという選択はできる?

修理をした時点で契約が成立するため、支払わないという選択は基本的にはできません。そのため、支払いをしなければ店側から催促され、場合によっては訴訟される可能性もあります。しかし、支払期限から2年(または3年)が経過し、その間何も返事をしなかった場合は、時効によって支払いが消滅することもあります。こういった場合は「支払い義務が消滅したため払わない」と主張することが可能です。
部品交換をしていた場合は?
修理の際に部品を交換してもらった場合は、工賃だけではなく部品の費用も支払わなければなりません。そして、この場合も修理と同様、直っていなくても支払いが必要です。ですが、これも「直っていない」という事実をもとに交渉し、費用の減額を求めることができます。特に、新品の部品に交換したにもかかわらず不具合があるという場合は、相手に落ち度がある可能性が高まり交渉がやや有利になるでしょう。とはいえ、部品交換も契約が成立した後に行われるものですので、必ずしも交渉が有利になるとは限りません。こういったトラブルにならないためにも、不要な部品交換を提示された際は別の業者に変えるのが無難です。
バイクの修理費用や工賃の相場が気になる方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
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まとめ
本記事は、2019年7月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。