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バイクのイグナイター故障による症状と原因

イグナイターとは、エンジン点火時に欠かせない役割を持つパーツです。イグナイターが故障するとエンジンに不具合をきたしてしまうため、知識を深めておくことでエンジンにまつわるトラブルを未然に防げます。ここではイグナイターの故障による症状や原因、対処方法を紹介します。

イグナイターは点火のきっかけとなる重要パーツ

イグナイターはエンジン点火時に高電圧を発生させる役割を持ち、周辺の点火パーツ(イグニッションコイルやスパークプラグ)によって点火させる構造となっています。

エンジンをかけるためにはイグナイターをはじめとする多くのパーツが個々の役割、動作を正常に行う必要がありますが、点火のきっかけとなるイグナイターは最も重要なパーツと言っても過言ではありません。

イグナイターの故障による症状

エンジンの点火システムであるイグナイターが故障すると、エンジンがかかりにくくなったり、トルクが本来の力を出せず回転数が上がらなかったり、様々な症状を起こします。走行中にエンストを起こしてしまう可能性もあるので予期せぬトラブルに発展しやすく、放っておけば重大な事故にも繋がってしまいます。

イグナイターの故障による症状

イグナイターが故障する原因

バイクでは、イグナイターが作り出した電圧がスパークプラグへ届くことで正常な点火が行われますが、イグナイターは消耗パーツです。そのため、長年の走行によりイグナイターが劣化すると、点火に必要な電圧を発生させることができず、エンジントラブルが起きてしまいます。

イグナイターの故障を防ぐために日常的な点検を行おう

定期的な点検によりイグナイターの劣化具合を確認できれば不安も少ないですが、日常点検などの整備をしないまま乗り続けていると、エンジントラブルを招く原因となってしまいます。

イグナイターの故障を防ぐために、バイクショップなどで車体全体を日常的に点検してもらいましょう。エンジンがかからなくなる前に、日々のアイドリング状態をチェックしておくのも大切です。

イグナイターが故障した場合の対処方法

テスターなどを使いイグナイターが故障と判断できた場合は、イグナイターを交換する必要があります。また、イグナイターとイグニッションコイルは相互機関のため、同時に交換するのが一般的です。カプラー端子を取り外し、新しいイグナイターを差し直す単純な作業ですが、不安な場合はプロの技術を持ったバイクショップへ相談することをおすすめします。

まとめ

最後に、イグナイターの故障原因や対処方法について、大切なポイントをおさらいしましょう。

  • イグナイターは高電圧を生み出す点火装置の一部
  • 故障するとエンジンがかからない、回転数が上がらないなどの症状が出る
  • 日常点検やパーツ交換などの整備は専門店へ依頼するのが安心

本記事は、2017年12月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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