バイクの傷を消したい!コンパウンドを使って補修する方法
バイクは知らずのうちに小傷が増えやすいもの。浅く小さな小傷を補修するなら、コンパウンドを使った傷消しに挑戦してみましょう。コンパウンドで補修ができる傷には限界がありますが、慣れれば自宅で簡単に傷のメンテナンスが可能です。ここでは、コンパウンドで補修可能な傷の種類や、作業に必要な道具、作業手順について紹介します。
コンパウンドで補修できる傷のレベル
コンパウンドによる傷補修を検討する際は、まず傷の範囲や深さをきちんと確認しましょう。傷が深すぎて下地まで到達している場合は、コンパウンドのみの補修は不可能です。タッチペンで修復するか、専門のバイクショップに修理依頼を出しましょう。以下で、コンパウンドで補修可能な傷の程度を見ていきましょう。
浅い擦り傷
傷がついた箇所に水をかけ、傷が目立たなくなる程度であれば、ほとんどコンパウンドの補修で修復可能です。
無傷の面との段差が目立つ傷
コンパウンドのみで修復できる場合もありますが、場合によってはタッチペンなどの塗装が必要になるケースがあります。
コンパウンド以外に必要な道具

コンパウンドで傷の補修をする際に必要な道具をまとめました。
シリコンオフ
シリコンオフは、コンパウンドを塗り込む前に表面の油分を取り除くためのクリーナーです。
コンパウンドセット(#3000、#7500、#9800)
荒目から最低でも三段階で磨きをかけることにより、一層きれいな仕上がりを目指せます。
ツヤ出し剤
最終仕上げとして使用することで、さらにきれいに仕上がる液体状のコンパウンドです。
コンパウンドで傷を補修する方法・手順
コンパウンドは、粗さを数種類に分けて作業することでムラなくきれいに仕上がります。種類分けをして行う場合は、必ず粗目から塗り込みましょう。
コンパウンドの傷補修は比較的簡易的な作業なので、バイク初心者の方でも行える作業です。少しずつ時間をかけ丁寧に作業することで仕上がりが良くなります。
また、コンパウンドを数種類に分けて行っても傷が消えない場合は、コンパウンド補修では修復できない傷の可能性が高いため、バイクショップに依頼しましょう。
まとめ
本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。