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カウルに傷!自分でバイクの傷消しをする方法

バイクのカウルについてしまった傷、できることならきれいに消してなかったことにしたいところです。とはいえ、「一度ついてしまった傷は元には戻せない」と諦めている人が大半でしょう。
実は、浅い傷であれば簡単に治す方法があります。その方法について、以下でご紹介していきます。

カウルの傷、どの程度ならDIY可能?

傷を消せると言っても、それは浅いものに限ります。傷の深さによっては、専門の業者でなければ修復できないものもあります。
では、修復できる傷とそうでない傷を見分けるにはどのようにすればいいのでしょうか?その目安は、「傷の表面に水をかけてみて傷が見えなくなるかどうか」です。
塗装面は下地、カラー、クリアーの順番に層が重ねられていますが、傷がクリアーより深く入っていなければ、消せる可能性が高いです。クリアーよりも傷が深い場合は、水をかけても傷が消えません。

コンパウンドで傷消しする方法

コンパウンドで傷消しする方法

浅い傷を消すためには、傷の周りの塗装を極薄く削り、傷との境をなじませる作業が必要になります。そこで使用するのがコンパウンドです。コンパウンドとは、目の細かい研磨剤を含んだ液体のようなものです(練り状のタイプもあります)。
使い方としては、適量をスポンジに取り傷の部分を磨きます。このとき、円を書くように磨くのではなく、直線を往復させるように磨きましょう。円を書くと磨き傷がついてしまうからです。
なお、コンパウンドは目の粗さ順に「粗目>中目>細目」とあります。
粗目の方が研磨力は高いですが、かえって磨き傷がついてしまう可能性もあるため、最初は細目から作業を始めていくのがいいでしょう。

メラミンスポンジで傷消しできるって本当?

通常、塗装面のキズ消しにはコンパウンドを使用するのが一般的ですが、台所にあるメラミンスポンジでも傷を消すことができます。
メラミンスポンジは元々、洗剤や研磨剤を使わずに食器やシンクなどを磨くためのもので、軽い研磨力を持ったスポンジです。この適度に弱い研磨力が「力を入れすぎて塗装を削りすぎてしまった」というミスを防いでくれ、浅い傷を消すにはぴったりなのです。
スポンジを水に浸して擦るだけなので、お手軽に使えるところもメリットでしょう。

まとめ

  • 水をかけてみて見えなくなるほどの浅い傷であれば修復可能
  • コンパウンドで磨くときは、円を書くようにするのではなく直線を往復させるように磨く
  • メラミンスポンジでもキズ消しは可能。ただしコンパウンドに比べると研磨力は弱め

本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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