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バイクのガスケットの役割や取り付け方法

ガスケットは、バイクのエンジンと排気パイプの接合部に使用されています。今回は、ガスケットの役割や交換のタイミング、その方法について詳しくご紹介します。知っておけば、旅先で思わぬトラブルに見舞われた際も落ち着いて対処出来るようになります。

ガスケットとは

ガスケットは、バイクのエンジンから出る排気ガスを外部に漏らさないように防ぐ役割を持ったパーツです。バイクは、エンジンを始めとして、パイプやホース等、多くが金属で作られているため、金属同士の接合部分はわずかな隙間が空きやすい特徴があります。金属よりも柔らかな素材のガスケットを挟むことで、排気ガス漏れを防ぎ、言わばゴムパッキンの役割を果たしています。ガスケットの種類は、ゴムや金属を使用した板状ガスケットと、液体タイプのガスケット(液状ガスケット)の2種類があります。

ガスケットを交換するタイミング

ガスケットは、パイプやエンジンパーツ等の硬い金属パーツに挟まれながら強い圧が掛かっているため、経年劣化をするパーツとして知られています。長年同じガスケットを使用していると、ガスケットが硬化することでひび割れが起き、結果的に排気ガスの漏れに繋がる場合もあるようです。そのため、定期的な点検を行い、必要があれば都度、ガスケットの交換を行いましょう。

また、パイプやエンジンパーツを取り外し、一度使用していたガスケットを再利用するとパッキンとしての効果が薄れてしまう場合があります。何らかの理由によりガスケットと触れているパーツを取り外した場合は、密閉性を高く保つためにガスケットも新品と交換しておきましょう。

ガスケットを交換するタイミング

ガスケットの取り付け方法

ガスケットの交換作業は、他のパーツ交換・取り付けに比べると専門的な知識や技術をあまり多く必要としない部類に属されるのではないでしょうか。まずは、ガスケットが使用されている部位を確認していきます(車種にもよりますが、一般的にはエンジンと排気パイプの接合部に使用されています)。

ガスケットが使用されている部位がわかったら、周辺パーツのネジを外し、エンジンから排気パイプを外します。排気パイプを外すと、すぐにリング状のガスケットが確認出来ます。この時、ガスケットのはめ込み部に砂やホコリ、煤(カーボン)等の汚れがあれば丁寧に取り除きましょう。古いガスケットを回収したら、新しいガスケットを設置し、排気パイプを再び繋いで完了です。

ガスケットは、バイク用品店で比較的安価に購入出来るパーツなので、バイク用品店に行った際に余分に購入しておけば、万が一の時にも安心です。

まとめ

ガスケットは、一見目立たないパーツかもしれませんが、エンジンから出る排気ガスを漏らさないためにも無くてはならない存在です。交換・取り付けで「おかしいな」と感じた際は、安全のためにも、一度販売店へ点検依頼をしてみましょう。

本記事は、2016年10月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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