バイクの電源取り出しの工賃・費用の目安や相場とは?
バイクに電装類のカスタムをする場合、元の配線から電源を取り出す必要があります。電気の配線をカスタムするのは、セルフで行ったことのない方からするとハードルが高いように思えますが、実際にはどうなのでしょうか。今回は、セルフで電源を取り出す際の難易度や費用、工賃について確認してみましょう。
セルフで行う場合の難易度や費用は?
セルフで電源を取り出す場合、取り出す方法によって難易度は変わるでしょう。
ヒューズボックスのサービス電源から、電源を取り出すキットが販売されています。配線を切ったり、端子を付けたりする必要がないので、初心者でもカスタムしやすい方法です。リレーを使う場合は、配線図から電源が取れる配線を選んだうえで、端子を付けて接続して…など、工程が多くなります。また、防水加工やアース配線も必要なので、加工スキルや配線図を理解していることが求められます。
次に電源を取り出すための費用を確認していきます。
ヒューズボックスのサービス電源を使う場合、ミニ平型ヒューズ電源を使います。使用アンペア(A)が決められているので、用途によって適正なアンペア数を選びましょう。配線の加工をするときは、ギボシ端子や電工ペンチなどが必要です。端子をつないだ部分には、絶縁テープや熱収縮チューブで防水加工を施さなければ、ショートの原因になります。また、つなげた配線に適正な電気が来ているかを確認するために、テスターも用意しておいた方が良いでしょう。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

電源取り出しをバイクショップに依頼した場合の工賃は以下の通りです。
上記のように、バイクの車種などによって工賃が変動します。また、電源を取り出す場所によっても工賃が変わるでしょう。バイクショップによって、電源取り出しに付随した、以下のようなプランを用意しているところもあります。
これらについて事前に調べておくと、総工賃を抑えることができるでしょう。
まとめ
本記事は、2018年11月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。