バイクのマフラー交換におけるキャブセッティングとは?
マフラーを交換すると、バイクの調子がおかしくなることがあります。その原因は、エンジンに排出される空燃比の割合が変わってしまったからかもしれません。空燃比を元に戻すには、キャブセッティングを行う必要があります。今回はキャブセッティングについてご紹介しましょう。
キャブセッティングとは何?必要なものなの?
キャブセッティングはエンジンで空気と燃料が混ざる比率(空燃比)を調整する方法です。もし、空燃比が適切でなければ、燃料を上手く燃やすことができず、エンジンが十分な力を発揮することができません。
最悪の場合エンジンの故障につながるので、キャブセッティングを行うことをおすすめします。キャブセッティングはマフラーのカスタム以外でも、環境の変化があった場合に行う必要があります。
上記の例でキャブセッティングを行うのは、空気の密度が関係しています。空気の密度が高いと、混合気が濃くなります。夏や湿気が多いときがそれに当たるのです。
逆に冬や山地などは空気の密度が低くなり、燃料の比率が多くなってしまいます。旅行などにいくときは、場所や天気、気温などに注意をしてキャブセッティングを行いましょう。
キャブセッティングを行う効果
キャブセッティングを行うと、以下の効果が期待できます。
エンジンの不調が出ている場合、キャブセッティングで直る可能性があります。もしカスタムをした後に、エンジンの調子が悪いと感じたときはキャブセッティングを行ってみましょう。

セッティングが濃い場合と薄い場合の違いとは
キャブセッティングが濃いときと薄いときの違いを把握しておけば、セッティング方法がわかります。
濃い状態
薄い状態
それぞれの状態によって、キャブセッティングを行う必要があります。
まとめ
本記事は、2018年3月15日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。