バイクのアメリカンのカスタム、どんなスタイルがある?
バイクの車種の中で、人気の高いアメリカン。カスタムの種類が多く、パーツも多数販売されています。これからアメリカンのカスタムを考えている人は、どのようなスタイルがあるのか気になるところですね。そこで今回は、アメリカンのカスタムの種類や、スタイルごとの特徴についてご紹介しましょう。
アメリカンカスタムの種類やスタイル
アメリカンカスタムのスタイルには、以下のような種類があります。
クラシックカスタム
アメリカンの王道スタイルともいえるクラシックカスタムは、古典的なヴィンテージスタイルに近づけることができるカスタムです。
チョッパー
街乗りなどを想定して、フレームやフェンダーなど、余分な部分をカットしたカスタム方法です。一般的には、後述するロングフォークスタイルなどを指すことが多いですが、本来は、車両から部品を取り外すなどの改造をしたオートバイを意味します。
ドラッガー
一直線のコースで、スピードを競うドラッグレース用にカスタムしたモデルです。直線に特化させたエンジンや太いタイヤ、低く長い車体などが特徴です。中にはカラフルなペイントをしているタイプもあります。 なお、街乗りも兼ねているモデルは、ストリートドラッガーと呼ばれています。
ボバー
未舗装のトラック上で行われる、ダートトラックレースで使用されるバイクをモチーフにしたカスタムです。リアフェンダーをカットして短くしているカスタムが特徴で、広義ではチョッパーにも分類されています。
種類が豊富なチョッパーはカスタムのしがいがある!
チョッパーはさらに種類がわけられ、幅広いスタイルを確立しています。その一部をご紹介しましょう。
オールドスクール
オールドスクールとは「古風」や「昔風」を意味 しており、伝統的な手法やヴィンテージパーツを使用したカスタムスタイルです。エイプハンガーなどクラシカルなパーツが使用されています。 クラシックカスタムと違うところは、フェンダーを取り除くなどの特徴があることです。
ニュースクール
オールドスクールの対義語で、新しいスタイルを表す言葉です。特徴として、豪華で最新鋭のカスタムをしています。パーツにはビレットホイールなど派手なものが使用され、走りに特化した仕様になっているスタイルです。
ロングフォークスタイル
長いフォークを取り付け、アップハンドルにしたモデルです。70年代に公開され流行った「イージーライダー」から来ており、人気が高いカスタムです。
ストリートスタイル
街乗りに適したカスタムモデルで、シングルエンジンの車両をベースとして使用されています。全体的にコンパクトにまとめられているのが特徴です。
アメリカンのメリットとデメリット

アメリカンのバイクには、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
・足つきが良い
シート高が低く足がつきやすいため、転倒のリスクを抑えられます。
・長距離走行に向いている
ステップがシートよりも前側にあり、ゆったりと座ることができるため、長距離走行をしても疲れにくいです。
デメリット
・バイクの形状上、急カーブや強風に注意が必要
車高が低いため、車体を傾けすぎると車体を擦ってしまう可能性があります。また、車高が長いため、小回りが利かず、風の影響も受けやすくなります。
しかし、このようなデメリットは、カスタムに使用するパーツによって軽減することができます。自分の乗り方に合ったカスタムを行いましょう。
まとめ
本記事は、2018年4月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。