バイク車検は個人でもできる!手順とメリット・デメリットとは?
車検費用の節約やメンテナンス技術の向上を目的とし、個人でバイク車検を通したいという方は多いでしょう。ユーザー車検は知名度も高まり、近年ではバイク初心者でも挑戦している方が大勢います。
そこで今回は、個人でバイク車検を通す手順やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。「ユーザー車検に出したいけど不安もある……」という方はぜひ参考にしてみてください。
個人でバイク車検をする手順
個人でバイク車検を通すには、陸運局の運輸支局または検査登録事務所へ自分でバイクを持ち込みます。住んでいる地域を管轄する陸運局が分からない場合、以下のサイトで確認できます。
以下に、個人で出すバイク車検の基本的な手順を見ていきましょう。
手順1:予約・申し込み
検査を行う陸運局へ電話もしくはインターネット(国土交通省自動車検査インターネット予約システム)からユーザー車検の事前予約を行います。1週間~1カ月前までに余裕をもって予約しましょう。
手順2:簡易的な点検を済ませておく
リフレクターの有無、マフラーの騒音、車体寸法などを点検します。特にカスタム車の場合、不足するパーツがないか、また車検証の車体寸法と相違がないかなどについて確認しましょう。
手順3:書類・印紙を購入して受付へ提出
必要書類や印鑑、筆記用具などの持ち物を揃え、陸運局へ行きます。案内所で「検査申請書」「自動車検査票」「点検整備記録簿」「自動車重量税納付書」「印紙」を購入し、記入が済んだら受付へ提出します。
手順4:二輪車検査コースへ
検査コースに着くと検査官の指示があります。指示に従ってヘッドライトやウィンカー、ホーンなどを操作し、問題なければそのまま検査ラインへ案内されます。
手順5:検査ラインで検査開始
検査ラインに乗ると、検査場の音声ガイダンスと電光掲示板で指示が出ます。指示通りにバイクの各装置を操作しましょう。すべての検査に合格すると自動車検査票に合格印をもらえます。
検査基準については以下の記事を参考にしてください。
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手順6:新しい車検証とステッカーをもらって終了
合格印のある自動車検査票を受付へ提出し、新しい車検証とステッカーをもらったらユーザー車検は終了です。敷地内に自賠責保険の代理店があるため、無事検査を終えたら、忘れずに自賠責保険の更新を行いましょう。
個人でバイク車検をするメリット

個人でユーザー車検に出すと、次のようなメリットがあります。
個人でバイク車検をするデメリット
ユーザー車検には次のようなデメリットもあるため注意しましょう。
バイクの車検は、基礎的なメンテナンス技術とポイントを押さえれば、個人でも挑戦できます。スケジュールを合わせられる方は、ぜひこの機会に、ユーザー車検を受けてみましょう。
まとめ
本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。