バイクのヘッドライトを2灯化…車検に通る?
もともと1灯式のバイクを、ドレスアップなどの観点から2灯化したい!という方もいるでしょう。実際には、2灯式のバイクも販売されているので、カスタムしても問題なさそうですが、しっかりと整備しなければ車検に通らない可能性もあります。ここでは、ヘッドライトを2灯化するときの重要な点について、確認しておきましょう。
2灯式ヘッドライトとは?
2灯式は左右対称にヘッドライトがついているモデルを指します。バイクにはこの他にも、バイクの前中央部分にヘッドライトがついている1灯式があります。2灯式は、1980年代半ばにレーサーレプリカのバイクが流行ったときに、デュアルヘッドライトを採用したモデルが流行したのが始まりといわれています。
ヘッドライトを2灯式にすることで、以下のメリットが期待できるようになります。
メリット
2灯式になると、バイクの見た目が変わります。また、1灯から2灯になることで光量を上げることができ、ヘッドライトが左右に離れてついていることによって、ライトの照射範囲が広がるでしょう。しかし、ライトが増えるので、単純に、電気の消費量も増えてしまいます。
片側点灯でも車検には通る?

2灯式ヘッドライトが片側点灯になっても、車検基準を満たしていれば車検には通ります。バイクのヘッドライトの車検基準は以下の通りです。
ヘッドライト車検基準
片側点灯でも、光量や発光色が上記の基準を満たしていれば車検に通ります。そのため、2灯式でも以下のようなカスタムも可能です。
バルブが2つになると電気の消費量が高くなるため、使用頻度の高いライトのバルブを1つにすることで省エネ効果ができるでしょう。片側点灯では、左右どちらが点いていても問題はないですが、左側を点灯させる車両が多いようです。
まとめ
本記事は、2018年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。