バイクシートに雨が染み込むのを防ぐ防水スプレー
防水加工をしていないバイクシートに、雨が降った後にまたがると、シートの継ぎ目から水が染み出てくることがあります。車に比べれば、直接雨にぬれる機会が多いバイクですが、座るたびにおしりや内ももがぬれるシートは決して快適とはいえません。そこで今回は、バイクシートの防水加工について確認してみましょう。
防水スプレーだけではバイクシートの防水は不十分
防水加工がされていないバイクシートは、防水スプレーをかけることにより表面のはっ水はできますが、針穴の隙間などがあると完全に防水することはできません。完全に防水するためには、以下の工夫をする必要があります。
加工が必要ないのは、防水加工がしっかりしてあるバイクカバーをかぶせる方法です。バイクシートをおおう形になるので、シートの継ぎ目に水が染み込むことも、水が染み出してくることもありません。一方、シートを加工する場合は、シート下にあるウレタンスポンジが水を吸収してしまわないよう、ポリ袋をかぶせてウレタンの防水環境を作ります。これはラップでも代用可能です。また、シリコンシーラントで継ぎ目を埋めてしまうのも良いでしょう。
バイクカバーにも工夫が必要

バイクカバーをかけるときも以下のような工夫をすることで、はっ水性や防水性を向上できます。
大きなビニールシートをバイクカバーの下に巻くことで、地面などからくる湿気の影響も受けにくくなり、防水性が向上します。また、バイクカバーの簡単なメンテナンスとして、はっ水スプレーを活用する方法があります。一方、はっ水剤でコーティングすることにより、以下の作用が期待できます。
雨にさらされ続けると、バイクカバーは劣化してしまいます。そのため、バイクカバーもメンテナンスを行い、バイクを雨水から守りましょう。
まとめ
本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。