【バイク】ワイヤーの交換時期と、ワイヤーが切れる2つの原因
クラッチなどに使われているワイヤーが切れてしまうと、操作ができなくなり、最悪の場合走行不能になってしまいます。理想としては、ワイヤーが切れる前に交換することですが、交換の適切なタイミングはいつなのでしょうか。今回は、ワイヤーが切れる原因と交換時期についてご紹介しましょう。
基本的には切れかけていたら交換する
ワイヤーを交換するタイミングは以下の通りです。
ワイヤーのメンテナンス方法やバイクの使い方によって、切れるタイミングは異なります。走行距離や使用年数の目安がないので、定期的な点検を行いワイヤーの状態を把握しておくことが大切です。また、クラッチのフィーリングで交換時期を判断することもできます。
クラッチやアクセルの操作が重く感じる場合はワイヤーの状態が悪くなっている
正常なときの重さを覚えていなければ、重さの違いを把握するのは難しいことですが、急に重く感じるようになった場合はワイヤーの劣化を疑うようにしましょう。
ワイヤーが切れる2つの原因

ワイヤーは劣化によって切れますが、劣化が起こる原因は大きく2つに分けられます。
ワイヤーにさびが発生すると、さびた部分が弱ってほつれていってしまいます。バイクの放置期間が長いと、ワイヤー全体がさびてしまい、ワイヤー自体が動かなくなったり一気に切れたりすることもあるでしょう。また、ほつれが発生しているワイヤーを使っていると、ほつれた部分がケーブル内で引っかかってしまい、レバーに力をいれた瞬間に切れてしまうことがあります。こういったワイヤーのさびやほつれに気付き、劣化を防止するには、ワイヤーのメンテナンスが必要となります。
メンテナンス方法
注油すると、フィーリングが戻ることもありますが、それでもワイヤーの違和感がなくならない場合は交換した方が良いでしょう。ワイヤーが切れると、走行に支障がでることが多く、交通の妨げになる場合があるのでおすすめできません。定期的な点検とメンテナンスをおこたらないようにして、交換タイミングを見極め、ワイヤーが切れる前に交換しましょう。
まとめ
本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。