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バイクのグリップをワイヤリングする方法とその効果

オフロードなどを走る機会が多いバイカーの方は、水などがグリップとハンドルの間に入り、グリップが抜け落ちてしまった経験はありませんか?そんなグリップ抜けへの対策として、以前より見かけなくなりましたが、グリップ抜け対策にワイヤリングという方法があります。今回はその方法についてご紹介しましょう。

ワイヤリングとは

ワイヤリングとは、グリップがハンドルから抜け落ちるのを防止するために、ワイヤーでグリップを固定する方法をいいます。グリップが抜け落ちてしまう理由は以下のとおりです。

  • グリップとハンドルの間に細かな砂や水が入り込んで滑ってしまう
  • グリップが劣化して緩くなってしまっている など

グリップは基本的に、ゴム系接着剤をつけて固定しているので、スリップするリスクは低いのですが、乗り方が激しいレースやオフロードなどで走行する場合、そのリスクは高まります。グリップが滑って抜けてしまうと、アクセルやハンドルの操作がしにくくなり、運転に支障がでてきます。グリップが抜け落ちるリスクを軽減させるため、ワイヤリングという方法があります。

グリップをワイヤリングする方法

グリップをワイヤリングする方法

グリップのワイヤリングは以下の方法で行います。

用意するもの

  • ワイヤーツイスター
  • ワイヤー(0.4mm~0.8mm程度)

ワイヤリング方法

  1. グリップの根元付近にワイヤーを2周巻く
  2. ワイヤーを引っ張りながら締める
  3. ワイヤーを途中までツイストする
  4. ワイヤーツイスターでツイストした部分を挟み揺すりながら締めていく
  5. ワイヤーを引っ張らずに根元までツイストさせる
  6. ツイストしたワイヤーを3mm程度残して切断する
  7. はみ出たワイヤーはグリップラバーに押し込む
  8. 同じ作業をグリップの先端にも施す

注意点

  • ワイヤーが手に引っかからないような位置にワイヤリングする
  • ワイヤーを強く締めすぎるとグリップが変形したり切れてしまうため注意する
  • ワイヤーはホームセンターで購入可能だが、ねじった時に切れやすいのでワイヤリング用のものがおすすめ
  • ワイヤーツイスターがなくてもペンチなど挟む工具が2本あれば代用可能

ワイヤリングは締め付けの力加減が難しいカスタムです。不安な場合は太め(0.8mm程度)のワイヤーを使ってみましょう。バイクショップでワイヤリング用のワイヤーが販売されています。不安な場合は、バイクショップでワイヤリングを依頼しましょう。数百円程度の工賃で作業してもらえます。

まとめ

  • ワイヤリングはグリップがハンドルから抜け落ちるのを防止するために行う
  • ワイヤリングは専用のワイヤーを使うのが良い
  • ワイヤリングの施工で締め付けが強いとグリップが変形したり切れたりする可能性があるので注意する
  • バイクショップでも数百円の工賃で依頼が可能

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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