250cc以下のバイクは12カ月点検が必要?気になる実態を紹介
251cc以上のバイクには2年に1度の車検とは別に、12カ月点検が義務付けられています。しかし、250cc以下のバイクは車検がありません。それでは、車検同様に12カ月点検も必要ないのでしょうか。ここでは、250cc以下の12カ月点検についてご紹介しましょう。
250cc以下のバイクは12カ月点検が必要ではない
250cc以下のバイクは車検同様、12カ月点検も必要ではありません。車検や12カ月点検には以下の意味があります。
車検に通ることは、公道を安全に走るために、最低限求められる基準をクリアしていることの証明になります。また、車検期間である2年の間に不具合が発生する可能性もあるので、250cc超のバイクには12カ月点検も必須とされています。一方、250cc以下のバイクで車検や定期点検がない理由には諸説ありますが、おおよそは以下の通りです。
車検がないので気軽だという理由から利用者が多いですが、そのまま乗っていては事故のリスクが上がってしまいます。
自己責任においてこまめな点検は必要

250cc以下のバイクも定期的な点検を行わなければ、走行中にトラブルが発生するリスクが高まってしまいます。以下に、日常点検や定期的な点検の項目についてご紹介しましょう。
日常点検
日常点検において、走行するのに必要なパーツが劣化していないかを確認します。エンジンオイルや冷却水などの汚れも点検して、交換時期を把握するようにしましょう。なお、以下は250cc超のバイクが行う12カ月点検の点検内容です。
レバーなどの遊びや液漏れ、パーツの摩耗具合を確認して、故障前に修理や交換を行うことが求められます。250cc以下のバイクでも、バイクショップで定期点検を受け付けています。12カ月点検の義務はなくても、安全に走行するためには、点検する必要があります。セルフ点検に自信がない場合は、バイクショップに点検依頼を出してみましょう。
まとめ
本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。