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【バイク】オイルクーラーのホースを交換する方法

エンジンなどの潤滑剤であるオイルは、走行中とても高温になります。熱によるオイルの劣化を防ぐため、オイルクーラーが設置されていますが、定期的にメンテナンスをしないとオイルクーラーのホースが劣化し、オイル漏れの原因になる可能性があります。そういった事態を避けるため、ここでは、ホースの交換方法などについて確認しておきましょう。

オイルクーラーのホースの劣化原因とその症状

オイルクーラーのホースが劣化する原因は以下の通りです。

  • オイルの熱や経年
  • 走行中に小石などが当たって傷がつく
  • 泥汚れなどによる腐食 など

オイルクーラーのホースは耐熱性や耐久性が高いですが、やはり徐々に劣化していきます。車と違い、走行中の汚れにさらされることもあるため、ホースの外側から傷んでくることもあります。ホースの劣化によって、以下の症状が発生します。

  • ホースの外側が劣化し、ゴムにヒビ割れが発生する
  • オイルがしみ出したり、漏れたりする

ホースの内側は無事でも、外側が汚れたり、ヒビ割れが発生したりして劣化が進みます。そのまま放っておくと、ホースからオイルが漏れる原因となってしまいます。

オイルクーラーのホースを交換する方法

オイルクーラーのホースを交換する方法

オイルクーラーのホース交換方法は以下の通りです。

必要なもの

  • オイルクーラーの交換用ホース
  • ステンメッシュカッター
  • シリコングリス
  • モンキーレンチ2本
  • トルクレンチ
  • レンチ
  • 新品オイル
  • オイルジョッキ
  • 廃油BOX
  • ドレンパッキン

交換方法

  1. バイクを暖気しておく
  2. 床にビニールなどを敷く
  3. ドレンボルトを緩めてオイルを抜く
  4. 新しいドレンパッキンに替えてドレンボルトを元に戻す
  5. 事前に必要なホースの長さを測りカッターで切っておく
  6. 古いホースを取り外す
  7. 新しいホースに取り替える
  8. ホースエンドのナットやニップル部分にシリコングリスを塗る
  9. ホースエンドはモンキーレンチを2本使い締め込む
  10. バイクに取り付ける
  11. オイルを補充する
  12. 漏れがないかを確認する

注意点

  • 作業中はオイルが高温になっているため火傷に注意する
  • ドレンボルトは規定トルクがあり、締めすぎると破損する可能性があるのでトルクレンチの使用がおすすめ
  • ホースはメーカー指定サイズを選ぶ
  • ホースエンドを締め込むときは締めすぎるとネジ部分が破損する可能性があるので力を入れ過ぎない

交換時期の目安は、定期的な点検をして、劣化が目に見えてきたときで問題ないでしょう。

まとめ

  • オイルクーラーのホースの劣化は経年や汚れによる腐食などが原因
  • ホースは外側から劣化してオイル漏れを引き起こす
  • ホースの交換時はエンジン暖気をするため火傷に注意して作業する
  • ホースの交換時期は劣化が目に見えてからでよい

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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