バイクのオルタネーターの故障症状と点検修理の方法
バイクで電気系統の故障が発生したとき、ジェネレーターやレギュレーターなどにも原因が考えられますが、オルタネーターに問題が発生している可能性も考えられます。今回はオルタネーターについて詳しくみてみましょう。
オルタネーターが発電する仕組み
オルタネーターは発電コイルと磁石で構成されており、以下の方法で発電しています。
発電された電気は、そのままバイクで使用されますが、余った電気はバッテリーに充電されます。オルタネーターで発電した電気がないと、バイクの始動時にセルを使うことができません。
オルタネーター以外にも呼び名がある!?発電機の名称
バイクの発電をしている機械は、オルタネーター以外にも以下の名称で呼ばれることがあります。
ジェネレーター
ジェネレーターは以下の2つを表すといわれています。
このように、バイクに積まれているオルタネーターはジェネレーターとも呼ばれています。ジェネレーターは発電機の総称なので、昔バイクに使用されていた直流電流を発生させるダイナモも、それに含まれます。2018年時点では、オルタネーターがバイク発電機の主流となっているので、覚えておきましょう。
オルタネーターの故障の症状
オルタネーターが故障すると、以下の症状がみられるようになります。
それでは次に、オルタネーターが故障しているかどうかを点検する方法についてご紹介しましょう。オルタネーターの異常は、電圧を計ればわかります。
また、以下の場合はレギュレーターが故障している場合があるので、電圧を注意してみておきましょう。
オルタネーターの修理方法

オルタネーターが故障している可能性がある場合は、バイクショップに点検してもらいましょう。故障の状態によっては、以下の選択を迫られることになります。
上記のように、オルタネーターの交換は安くはありません。また、他の電気系統が故障していることもあり、さらに修理代がかさむこともあります。そのため、まずはバイクショップで見積もりを出してもらい、最適な手段を選びましょう。
まとめ
本記事は、2018年4月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。