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バイクのヘッドライトをLEDに交換した場合、車検に通る?

LEDライトが普及し、バイクのヘッドライトもLEDに変える人が増えています。寿命も長く、明るいのが特徴ですが、LEDライトで車検に通らない場合があります。LEDのヘッドライトを車検に通すための知識についてご紹介しましょう。

ヘッドライトをLEDに交換するメリット

LEDのヘッドライトには以下のメリットがあります。

  • 明るさが向上する
  • 節電効果が上がる
  • 長寿命
  • 熱を持ちにくい
  • ファッション性
  • 光がつくスピードが早い
  • HIDランプと違い交換が容易

LEDライトは、他の光源に比べてつけてから明るくなるまでのスピードが圧倒的に早いです。また、色付きレンズなどを使わないでも幅広い色があるので、ファッション性も高くなるのが特徴です。LEDのメリットは節電効果や明るさが優れているところです。

ライト自体にオプション機能があれば、ハロゲンランプと同様の電力を消費する可能性があるので、購入時はしっかり確認をしましょう。

ヘッドライトをLEDに交換するメリット

LEDライトに交換するデメリットはある?

LEDライトには以下のデメリットがあります。

  • 熱が発生しないので雪などが溶けにくい
  • ヒートシンクがあり車種によって取り付けられない場合がある
  • 光が車検の指定光量よりも少ない場合がある

冬などに霜で凍ったときは、普通のライトでは熱で溶けますが、LEDライトは熱がほとんど発生しないので溶けにくくなります。また、バイクとライトの組み合わせによって、光が弱くなる場合もあるので注意が必要です。

LEDライトで車検を通るための基準

車検を通る参考例には以下です。

  • 光量:1灯式15,000cd以上
  • 発行色:白色

検査は基本ロービームのみですが、ロービームの光量が足りない場合はハイビームで検査を行います。

また、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」には以下のような記載があります。

  • 第198条 3の三 走行用前照灯の最高光度の合計は、300,000cd を超えないこと。
  • 第198条 5 保安基準第 32 条第4項ただし書きの告示で定める基準は、10,000cd とし、この規定 によりすれ違い用前照灯を備えなくてもよいこととされる自動車は、その光度がこの基 準未満である走行用前照灯を備える最高速度 20km/h 未満の自動車とする。

車検対応のLEDライトは問題なく通る?

車検対応と書かれているLEDライトでも以下の点に注意しなければ通りません。

  • 光の色が極端に青色や黄色っぽい
  • 光量が足りない

車軸によって、保安基準に定められた光量に達しない場合があります。LEDライトには青い光の製品も多く販売されており、極端に青い場合は車検に通らないので注意が必要です規定の15,000cd~30,000cdの光量で、白色のLEDライトを選ぶようにしましょう。
最も安心なのは、車検を行っているバイクショップにお願いしてLEDライトに交換してもらうことです。自分で交換するときも、ショップ定員に相談してみましょう。

まとめ

  • LEDライトは明るく節電効果があるなど多くのメリットがある
  • 熱が発生しにくいため霜が溶けにくいなどのデメリットも少なからずある
  • 車検に通すには15,000cd~30,000cd以下の光量基準を守る
  • 色は極力白色に近くする
  • LEDライトとバイクの相性次第で通らない場合がある
  • 確実に車検に通すにはショップで交換してもらう

本記事は、2018年3月15日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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