車検に通るバイクのスクリーンの保安基準とは?高さや透過率
バイクについているスクリーンは、純正の場合は透明一色ですが、社外品でスモークタイプなど豊富なカラーが販売されています。カスタムをするとき、スクリーンを取り替えたくても、車検に通るモノでなければ無駄になってしまうでしょう。今回は、スクリーンの保安基準などについてご紹介しましょう。
スクリーンの保安基準を知ろう!
スクリーンの保安基準は以下の条件です。
可視透過率は、0%に近いほど光を通しません。25%以上という条件は、幅広い色に対応していることがわかります。また、スクリーンは指定部品に入り、誤差範囲を超えても該当しない可能性があります。つまり、社外品で多少大きくても、走行に危険性がなければ問題ないといえるでしょう。
しかし、あまりに大きくなる場合は構造変更申請が必要になることもあります。
目線よりもはるか下に、スクリーンを設置している場合は、メーターバイザーの扱いになるので、透過率に関係なく採用されます。

スクリーンの色などによっては車検に通らない?
スクリーンの色は、保安基準にあるように可視透過率が関係してきます。それをクリアしていれば車検には通すことができるでしょう。通らない場合は、以下の点が問題と考えられます。
スクリーンが大丈夫でも、ステッカーなどを貼って視認性が悪くなっていると車検には通りにくくなります。
社外スクリーンを使用する場合、ついてきたモールを付けずに放置し、なくしてしまう方もいるでしょう。しかし、スクリーンの角は鋭利でとても危険です。たとえば、事故のときに搭乗者を傷つけてしまう可能性があります。そのため、モールなどを付けていなければ車検に通らなくなってしまうのです。
車検に通らないスクリーン
もしスクリーンが以下の様になっていた場合は、車検前に修正しましょう。
運転に支障が出ると判断された場合や、事故のときに2次被害が出る可能性があるスクリーンだと、車検には通らないでしょう。確実に車検に通したい場合は、バイクショップで点検や修理をしてもらいましょう。
まとめ
本記事は、2018年2月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。