バイクのチェーンカバーは車検時に必要?
チェーンカバー(チェーンガード)は、バイクのチェーン部分を覆っている部分を指します。チェーンカバーがないと、汚れが飛び散ったり、怪我や事故の原因となったりする可能性があるのです。しかし、チェーンのメンテナンスをするために取り外したままにしている人もいるでしょう。チェーンカバーを外している状態で車検は通るのでしょうか。
車検時にチェーンカバーがなくても大丈夫?
チェーンカバーは車検時になくても通ることがあります。しかし、危険と判断された場合は車検に通りません。危険の判断基準は、バイクを確認する点検員の判断によって変わります。チェーンカバーがないと危険と思われるリスクは以下の通りです。
カスタムの仕方によっては、チェーンカバーがなければ服などが巻き込まれやすくなる可能性があります。そのため、チェーンカバーはつけておくことをおすすめします。もし、チェーンカバーを外したい場合は、バイクショップに相談してから取り外しましょう。

自作やカスタムしたチェーンカバーは車検に通る?
カスタムされたチェーンカバーでも、危険と判断されなければ、保安基準には規定がないため車検に通ります。過度なカスタムなどは控えるようにしましょう。
チェーンカバーの交換やカスタムを行うときは、バイクショップでつけてもらうのが無難です。セルフでつける場合でも、行きつけのバイクショップに相談してみるのが得策でしょう。
チェーンカバーの効果にはなにがある?
外しても問題がないチェーンカバーですが、搭乗者の安全を守る役割など、以下のような効果があります。
チェーンへ服などが巻き込まれることは、1人で乗っているときより、後部座席に人を乗せると発生する確率が上がります。また、高速で回っているチェーンが切れたとき、チェーンカバーがなければ大けがをしてしまう恐れがあるのです。
まとめ
本記事は、2018年2月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。