バイクの点検整備記録簿の書き方
400cc以上のバイクに乗っている方は「ユーザー車検」で車検を通す方も多いのではないでしょうか?
その際に必要になるのが点検整備記録簿(二輪車定期点検整備記録簿)です。ここでは点検整備記録簿の書き方や入手方法をご紹介します。
点検整備記録簿とは「バイクの点検・整備を記録したもの」
点検整備記録簿とは24ヵ月点検、12ヵ月点検などの法定点検を記録した用紙をいい、車検で提出しなければいけません。ユーザー車検では「車検を通した後に点検する場合」に限り点検整備記録簿の提出をパスできますが、後整備を選んだ場合は車検証に「点検整備記録簿なし」と記載されるので注意しましょう。
また、上記の方法による車検では、車検を出した数日後に整備状況確認の手紙が届きます(車検後、必ず整備点検を行わなければいけません)。忙しい方にとっては助かるシステムですが、面倒な手続きを減らすためにも後整備ではなく車検前に点検整備記録簿による確認を行うよう意識しましょう。
点検整備記録簿の書き方は「チェック」が基本
点検整備記録簿は、各部位の点検を行い、問題がなければひとつずつチェックをしていくのが基本の書き方です。以下で点検の必要がある項目を確認しておきましょう。
点検整備記録簿のチェック項目に合わせて、各項目に該当するパーツを確認します。確認後は10種類の記号から該当するものを記入し、点検整備記録簿を完成させましょう。

点検整備記録簿の入手方法は「インターネット」もしくは「陸運局」
点検整備記録簿の入手方法は、以下のいずれかとなります。
近年では点検整備記録簿を自作する方も増えていますが、不備や記載漏れを防ぐためにも慣れないうちは正式な用紙を用意しておくのが安心です。
車検はユーザー車検で通すことでコストパフォーマンスを高められますが、点検・整備には確かな知識が必要です。後整備に不安がある方や車検をスムーズに完了させたい方は、バイク専門店へ依頼しましょう。
まとめ
最後に、点検整備記録簿について大切なポイントをおさらいしましょう。
本記事は、2017年12月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。