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バイク車検時の認定工場と指定工場は何が違う?特徴から費用まで徹底解説!

251cc以上のバイクに乗っている方であれば、車検を受ける際に認定工場と指定工場という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?ただ、この2つの工場の違いについて知っている方は少ないかと思います。そこで今回は、認定工場と指定工場の違いについてご紹介します。

指定工場と認定工場の違いはなに?

指定工場というのは、車検ラインを持ち、陸運支局に代わって車検を行うことができる工場です。別名、民間車検場とも呼ばれ、車検に関する業務は書面以外であれば全て行うことができます。書面に関してのみ、陸運支局に提出し審査を受ける必要があります。
対して認定工場は、ブレーキなど重要保安部品の分解整備を行った場合、陸運支局で検査を受ける必要があります。認定工場のうち、設備や技術などの一定基準を満たしている工場が指定工場となります。
なお、認定工場は指定工場に比べて整備技術が劣るという訳ではないので、どちらを選んでも問題はありません。車検を全て一貫したいという人は指定工場で整備してもらうといいでしょう。

ユーザー車検という選択肢も

ユーザー車検という選択肢も

上記2つの工場で作業を任せる以外に、自分で陸運支局にバイクを持ち込んで車検を受けるユーザー車検という選択肢もあります。自分で整備や点検、手続きを行うため車検にかかる費用はかなり抑えられます。ただ、ライトの光軸調整などセルフ作業では難しい部分はプロに任せたほうがいいでしょう。その場合は検査・整備代が別途かかります。
もし、「日頃から自分でバイクを整備している」「整備には自信があるし車検代を抑えたい」という人はユーザー車検を受けてみるのも手です。逆に、「あまり時間がない」「手続きが面倒、よく分からない」という人は業者に依頼したほうがいいでしょう。

それぞれの車検費用の相場

車検の費用は指定工場と認定工場では差はあまりなく、一般的な費用の相場としては以下の通りです。

自賠責保険料 11,520円(2年契約の場合)
重量税 3,800円(初年度登録から13年以上は4,400円、18年以上で5,000円)
検査印紙代 1,700円
代行手数料 20,000円
合計 37,020円

この表のうち、自賠責保険料、重量税、検査登録手数料は法定費用なので工場によって価格が変わることはありません。また、パーツ交換等、修理費用がかかる場合は上記に上乗せでパーツ代と交換工賃が必要になります。
ユーザー車検の費用は、上記の表から代行手数料を引いた金額になります。つまり、法定費用のみの支払い(合計:17,020円)で済むということです。

まとめ

  • 指定工場と認定工場の違いは、陸運支局に代わって車検を行うことができるかどうか
  • 整備に自信があったり日頃から自分で整備を行ったりしている場合はユーザー車検で費用を抑える選択支もある
  • 車検にかかる費用の相場は、37,020円。ユーザー車検であれば一律で17,020円(パーツ代除く)

本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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