バイクにターボを自分で取り付けることはできる?ターボのメリットとポイントを解説
最近ではほとんど見かけなくなったターボ搭載バイクですが、市販のターボキットなどを取り付ければ、手軽にパワーアップすることが可能です。また、「車検対応」と表記されているターボがほとんどなので、そのまま車検に出すこともできます。
ここでは、ターボのメリットやバイクへの取り付け方法、注意点についてご紹介します。
バイクにターボを取り付けるメリットとは?
ターボ(過給器)とは、実際の排気量以上の空気をエンジンに押し込むことで、強制的にパワーアップさせるアイテムをいいます。わかりやすく例えると、125㏄のエンジンに250㏄分の空気を押し込むようなイメージなので、従来よりも大きなパワーを生み出すことができるのです。
また、バイクにターボを取り付けるとトルクが上がる、排気音が小さくなる、といったメリットも得られます。
ターボのメリット
ただし、燃費が下がったりパーツの耐久性に不安が出てきたりといったデメリットもあるため、メリットばかりではありません。よく考えて取り付けるかどうかを決めましょう。
バイクにターボを自分で取り付ける方法

ボルトオンターボの場合、フレームや部品加工をせず、そのまま装着ができるため、自分で取り付けることも可能です。しかし、だれでも簡単にできるというものではなく、それなりの知識と技術、専用工具が必要になります。
また、取り付けるバイクによってはうまく機能しなかったり、取り付けできなかったりする場合もあるので、専門業者や販売店に依頼するのがおすすめです。
【車検】バイクにターボを付ける際の注意点
バイクにターボを後付けする場合、気になるのが車検です。「標準搭載ではないので車検に通らないのでは…」と思っている方も多いですが、「車検対応」と記載されているターボであれば特に問題はありません。
ただ、ターボを付けることでバイクに負担がかり、オイル漏れや排ガス検査などで引っかかる可能性があるので、定期的に整備・メンテナンスを行うことが大切です。
まとめ
本記事は、2019年10月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。