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400cc以下のバイクが乗れる、普通二輪免許の取得方法

普通二輪免許を取得すると、50奸400娑焚爾良當娘動二輪車、小型自動二輪車、小型特殊自動車、原動機付自転車を運転出来ます。今回は普通二輪免許の取得条件や試験内容、料金や年齢資格等を解説します。

普通二輪免許を取得する条件

普通二輪免許を取得出来る年齢は満16歳以上からです。視力は両目0.7以上・片目0.3以上あることで、片目0.3に満たない場合は視野が左右150°以上必要です。眼鏡やコンタクトで補うことも出来ます。色彩に関しては赤・青・黄色が識別可能で、聴力は10メートルの距離で90デシベルの警音器が聴こえることが条件です(補聴器での調整可能)。学力は普通の読み書きが可能であり、その内容が理解出来れば問題ありません。運動能力は運転に支障を及ぼすような身体障害が無いことが条件ですが、障害があっても事前に最寄りの運転免許試験場等の窓口で相談出来ます。

また、政令で定めた病気がある方や、交通違反や事故等の行政処分があり、欠格期間が終了していない場合は取得出来ません。再取得したい場合は指定の自動車教習所に入校し、取消処分通知書か運転免許経歴証明書等の書類を提出します。書類は最寄りの自動車安全運転センターで発行してもらえます。

普通二輪免許を取得する条件

自動二輪免許を取得する流れと料金について

教習所を利用する方法と、試験場で直接試験を受ける方法の2種類あります。教習所では技能や学習教習を行い、卒業検定を受けて自動二輪免許の試験を受けます。教習所では適性試験を行った後に第一段階としてバイクの基本操作を教習し、第二段階で交通法規に沿った走行や応用走行を教習します。普通二輪免許の教習は路上教習や仮免学科試験はありません。最後に技能卒業検定を受けて教習所を卒業します。

直接受ける場合も教習所を卒業して受験する場合も、適性試験と学科試験を受けます。大きく違うのは教習所を卒業していると、適性試験と学科試験後の技能試験は免除される点です。直接受ける方は技能試験と取得時講習・応急救護教習(費用が掛かります)を受ける必要があります。直接受ける場合も教習所の場合も、以下の書類が必要です。

必要書類と費用
住民票の写し(免許証が無い方)
運転免許申請書
受験票
卒業証明書か合格証明書(教習所に通った場合)
筆記用具
試験手数料3,300円と交付手数料1,800円

普通二輪免許の課題コースの種類や難易度、攻略方法

教習所によって走るコースの形に違いはありますが、クリアすべき課題の内容は統一されています。普通二輪免許の課題は、主に以下となります。

一本橋

幅30cm×高さ5cm×長さ15mの平均台を、7秒以上で通過するテストです。速く渡れば良いわけではなく、バランスのとれた乗車姿勢と上手な速度調整が必要となります。クリアするためには、以下のポイントに注意しましょう。

  • 一本橋に乗るときは勢いをつけて乗る
  • 前かがみでひじに余裕を作る
  • タンクをしっかりとはさむなど基本の乗車姿勢を保つ
  • 目線は近くではなく橋の反対側(ゴール付近)を見るようにする
  • 半クラッチで回転数を上げるとバランスが保ちやすくなる(クラッチをつないだままでも問題ない)

低速走行に慣れていれば問題なくクリアできますが、初心者には一本橋に乗ること自体が難関となるでしょう。

スラローム

一定間隔に並べられたパイロンの間を8秒以内にすり抜けるテストです。バンクさせて曲がることができれば、難しくはありません。攻略ポイントは以下の通りです。

  • 出口辺りを見据えて近くのパイロンを直視しないようにする
  • ハンドルだけで曲がると小回りが利かず8秒以内のクリアができなくなる
  • アクセル→ブレーキ→アクセル→…のようにテンポよく走行する
  • バンクは曲がる側のステップを踏んで反対側のひざでタンクを押し上げることでスムーズに行える

バンクを使ったカーブ走行を身につけることが攻略のカギになるでしょう。

急制動 / 回避

時速40kmで走行し、制動開始位置から通常時は11m以内、湿潤時は14m以内で停止する課題です。ブレーキングのタイミングが遅れると失敗します。次のポイントに注意して行いましょう。

  • 制動開始位置よりも手前で時速40km程度に速度を上げておく
  • 制動開始位置にまっすぐ侵入する
  • ブレーキをかける力は前輪が8割、後輪が2割を目安としてブレーキングする
  • 急激な衝撃に耐えられるように身体に力を入れ過ぎず正しい姿勢をキープする

坂道発進

オートマのバイクでは簡単な坂道発進ですが、マニュアルのバイクではブレーキと半クラッチの使い方が上手でないとエンストなどが発生するため、難易度が高い課題です。以下のポイントに注意しましょう。

  • 坂の停止位置ではローギアに合わせて止まり、後ろブレーキだけをかける
  • 半クラッチは平地よりもやや強めにかける
  • 半クラッチで進みそうな状態をキープし、ブレーキを解除して進む
  • バイクが後退しても焦らずにエンジンの回転数を上げていく

坂道発進は焦らずに操作することが大切です。

中速バランス(S字 / クランク / 8字)

急なカーブが多いため苦手に感じる人もいますが、バンクを使ったカーブが習得できれば、問題なくクリアできる課題です。以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 進行方向に視線と顔を向けるよう心がける
  • ニーグリップやつま先がまっすぐになっているかを意識して走行する

踏切

必ず一時停止や左右確認など、確認作業を忘れないようにこころがけましょう。また、一時停止時に中央線よりによって、ローギアに入れ忘れのないよう注意します。丁寧に確認作業を行えば、クリアできるでしょう。

また上記以外にも、コースを外れた場合、元のコースに戻るための確認作業やウインカーの出し方も審査対象になります。焦って確認などをおこたると、減点対象になるため、間違った場合でも落ち着いて元のコースに戻るようにしましょう。

まとめ

普通二輪免許を取得すれば、バイク走行の楽しみも広がります。250ccや400ccのバイクなら高速道路も走行出来、街乗りからロングツーリングまで、バイクの醍醐味を存分に味わえます。

本記事は、2016年6月16日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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