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バイクは何年で乗り換える?乗り換えのタイミングや手続きを全解説

同じバイクに数年間乗っていると、違うバイクに乗り換えたいと考えるライダーも多いでしょう。とはいえバイクは安い買い物ではなく、思い立ったらすぐに乗り換えられるというものでもありません。

では、一般的にバイクは何年くらいで乗り換えるのが良いのでしょうか。この記事では、バイク乗り換えのタイミングや乗り換えに必要な手続きについて解説します。お得に乗り換えるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

バイクを乗り換えるきっかけ7選

ライダーがバイクの乗り換えを検討するきっかけには、どのようなものがあるのでしょうか。

気になるバイクを見つけたとき

現在乗っているバイクより好みの車種が発売されたときは、乗り換えを考えるタイミングといえます。

一般的にバイク業界では、新型のバイクが好まれる傾向にあります。また人気のバイクは競争率が高く、迷っているうちに売り切れてしまうかもしれません。

買う決心をしたときには値段が上がっていた、売り切れていた、といった状況を避けるためにも、気になるバイクがあったら思い切って乗り換えることをおすすめします。

バイクの寿命を感じたとき

バイクの寿命は運転の仕方や日々のメンテナンス状況によって変わりますが、一般的には「走行距離5万~10万km」といわれています。バイクの寿命が迫ってきていると感じたら、早めに乗り換えを検討しましょう。

故障や不具合などが起きてから買い取りを依頼すると、買取価格が大幅に下がる可能性があります。少しでもお得に乗り換えたいのなら、寿命を迎える前に素早く行動しましょう。

修理費用より乗り換え費用のほうが安いとき

何度も修理を繰り返しながら同じバイクに乗り続けるよりも、新車に乗り換えたほうがコストを抑えられるケースもあります。修理費用と乗り換え費用を比較して修理費用のほうが高い場合には、乗り換えを検討しましょう。

また、修理を繰り返しているバイクはまたいつ故障するかわかりません。走行中に急なトラブルが起こった場合は重大な事故につながるおそれもあります。新車に乗り換えることで、事故の未然防止にもつながります。

車検のタイミングが迫ってきたとき

車検のタイミングが迫っている場合も、乗り換えを検討するきっかけになります。

排気量が250cc超のバイクは、2年に一度の車検を受けなくてはなりません。費用は整備業者が行なうか自ら運輸支局などに持ち込んで行なうかによって異なりますが、一般的には5~10万円ほどかかります。乗り換えを検討している場合には、車検の前に決断するのがよいでしょう。

バイクの使用目的が変わったとき

どのような目的で乗るかによってバイクの選び方は異なり、使用目的の変化によって乗り換えを考えるライダーは少なくありません。

例えば、街中での運転がメインだったときは小型バイクが便利だったものの、長距離ツーリングに楽しさを感じるようになったら、大型バイクにも興味がわいてくるでしょう。使用目的に合ったバイクに乗ることで、運転の楽しみも倍増します。

金銭面で変化があったとき

金銭面の変化も乗り換えを考えるきっかけになります。転職や昇進で金銭面に余裕ができたので小型から大型へ、また反対に維持が難しくなったら大型から中型へなど、事情に合わせて柔軟に乗り換えを検討しましょう。

新たな免許を取得したとき

バイクの運転免許には7種類あり、種類によって運転できるバイクが異なります。新しいバイク免許を取得したら、乗り換えも検討してみましょう。

バイクを乗り換えるタイミングは何年目がおすすめ?

バイクを乗り換えるタイミングは何年目がおすすめ?

バイクの乗り換えを検討するきっかけはさまざまですが、現在のバイクに何年ほど乗れば、乗り換えのタイミングといえるのでしょうか。ここでは、乗り換えにおすすめのタイミングを解説します。

新車:3年目か5年目で乗り換え

現在のバイクを新車で購入した場合、3年目か5年目のタイミングでの乗り換えがおすすめです。その理由として、まずは車検の時期が挙げられます。

250cc超の新車は最初の車検を3年目に迎え、それ以降は2年ごとの車検が義務付けられています。そのため初めての車検である3年目か、2回目の車検である5年目に乗り換えれば、車検代を次のバイクの購入費用に充てられるでしょう。

バイクの価値は、年数と走行距離で決まります。5年愛用したバイクは走行距離も長くなり価値が下がってくるだけでなく、故障や不具合など安全面でのリスクも高まっていると考えられます。

購入から5年が経っていれば、ローンを完済している方も多いでしょう。ローンが終わっているバイクは自由に売却できるため、このタイミングで乗り換えを検討してみるのも一案です。

中古車:2年目に乗り換え

現在のバイクを中古で購入した場合、タイミングによっては購入後2年目に車検を迎える可能性があります。

前述のとおり、車検では5~10万円ほどの費用がかかります。車検を迎える2年目のタイミングで乗り換えて、車検費用を新車購入費用に充てることも選択肢の一つでしょう。

半年~1年で乗り換えるケースも

ライダーのなかには、半年~1年のスパンで定期的に乗り換える人もいます。短い期間で乗り換えるメリットとしては、「常に状態の良いバイクに乗れる」「高値で買い取ってもらえる」「維持費がかからない」などが挙げられます。また、そのときに気になっているバイクに乗れるという楽しみも見逃せません。

短期間での乗り換えを検討する場合、注意すべきポイントはローン返済についてです。現在のローン完済の前に次のバイクを購入すると多重ローンになり、返済できない事態にもなりかねません。ローン残債や自身の収入などを考慮し、無理のない購入計画を立てましょう。

お得にバイクを乗り換えるコツ

ここでは、バイクをお得に乗り換えるための3つのコツを紹介します。

下取りよりも買い取りがお得

バイクを業者に買い取ってもらう方法には「下取り」と「買い取り」があり、お得に乗り換えたい場合には、買い取りがおすすめです。

  • 下取り

    新しいバイクの購入を前提に、同じ業者に現在のバイクを買い取ってもらう

  • 買い取り

    現在のバイクを買い取ってもらう際に、新しいバイクの購入を前提としない

    ディーラーや正規代理店などは販売をメインに行なっており、高値での買い取りは期待できません。その点、買取専門店は販売ルートを豊富に持っているため、高値で買い取ってくれる可能性が高いです。

    少しでも高くバイクを買い取ってほしい方や、乗り換えにあたってまずは売却だけしたいという方は、下取りよりも買い取りを検討しましょう。

5月に売るとお得

バイクの需要は4月~7月ごろに一気に増える傾向にあります。そのため、需要が増す5月ごろに売却すると高値で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

バイクがよく売れるこの時期には、バイク店も在庫をキープしなくてはなりません。そのため買い取りも積極的に行なっており、ほかの時期に比べて高値で買い取ってくれることも多いのです。

どうしてもすぐに売却したいといった事情がなければ、需要の多い4~5月を狙って売却しましょう。

2~3月に購入するとお得

新しいバイクは、バイク店にとってのオフシーズンとなる2~3月に購入するのがおすすめです。

バイク店は4月以降のバイク需要の高まりを見越して、在庫数を増やしていきます。そのため2~3月は在庫が比較的豊富なうえ、販売価格は4~10月のオンシーズンよりも低めに設定されていることが多いのです。また値引き交渉にも応じてもらいやすい時期であるため、よりお得に購入したい方は、2~3月を狙いましょう。

バイクを乗り換える際に必要な手続きと注意点

バイクの乗り換えには、さまざまな手続きが必要です。そこで最後に、必要な手続きと注意点を解説します。

古いバイクの廃車手続き

手放すバイクについては、廃車手続きを行なう必要があります。手続きに必要なものや手続き窓口は排気量によって異なるため、自分のバイクがどれにあたるかを把握しておきましょう。

125cc以下のバイクの廃車手続き

廃車手続きは、市区町村の役所で行ないます。必要なものは以下のとおりです。

  • 取り外したナンバープレート
  • 標識交付証明書
  • 印鑑(認印可)
  • 廃車申告書(市区町村の役所の窓口で入手)

126~250ccのバイクの廃車手続き

廃車手続きは、ナンバープレートを管轄する陸運局(運輸局)で行ないます。必要なものは以下のとおりです。

  • 取り外したナンバープレート
  • 印鑑(認印可)
  • 軽自動車届出済証
  • 軽自動車届出済証返納届(陸運局の用紙販売所で入手)
  • 軽自動車届出済証返納証明書交付申請書(陸運局の用紙販売所で入手)

251cc以上のバイクの廃車手続き

廃車手続きは、ナンバープレートを管轄する陸運局(運輸局)で行ないます。必要なものは以下のとおりです。

  • 抹消登録申請書(陸運局で入手)
  • 手数料納付書(350円分の手数料印紙を貼付)
  • 取り外したナンバープレート
  • 車検証
  • 軽自動車税申告書、委任状(代理人が行なう場合)
  • 印鑑(認印可)

新しいバイク購入時の手続き

次に、新たなバイクを購入した際に必要となる手続きについて解説します。

自賠責保険の手続き

250cc以下のバイクを乗り換える場合、自賠責保険の変更手続きを行ないましょう。書類がそろったら保険会社か買取業者に提出し、変更手続きをしてもらってください。

手続きに必要なものは、以下のとおりです。

  • 自賠責保険(共済)証明書
  • バイクの廃車証明書
  • 契約者の印鑑
  • バイクの登録証
  • 保険標章となるステッカー

任意保険の手続き

バイク乗り換えの際には、任意保険の名義変更も行なってください。新たな車検証(原本またはコピー)が用意できたら保険会社か代理店に連絡し、変更手続きを行ないましょう。

違う車種に乗り換えた場合には、新たに保険に入り直す必要があります。乗り換え後に予期せぬトラブルに巻き込まれないためにも、変更手続きは確実に行なってください。

ノンフリート等級の引き継ぎ

無事故で過ごしていると上がっていくノンフリート等級(等級制度)も、バイク乗り換えの際の引き継ぎが可能です。

ただし排気量区分が「125cc以下」のバイクと「125cc超」のバイクでは適用される保険が異なるため、等級の引き継ぎはできません。引き継ぎできるのは、排気量区分が同じバイクの場合のみと覚えておきましょう。

まとめ

気になるバイクを見つけたときや車検のタイミングが迫ってきたときなど、ライダーがバイクの乗り換えを検討するきっかけはさまざまです。現在のバイクに何年乗ったかも乗り換えの判断材料になるため、いろいろな観点から考えて検討しましょう。

バイクをお得に売却するためには、適した売却方法や時期を知っておくことが大切です。また乗り換えの際にはさまざまな手続きが発生するため、もれのないように注意し、スムーズな乗り換えを実現してください。

本記事は、2023年12月12日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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