ドラッグスター(DS)のほうがドラッグスタークラシック(DSC)よりもモデルライフは長いが、中古車ではさほど差がない価格帯を持っている。DSが26.5万〜82.5万円、DSCは29.4万〜71.3万円といったところだ。タマ数はDSのほうがかなり多いが、DSCでも迷うこと必至の数があるから、両車とも選びやすいバイクといえるだろう。
さて、押さえておきたいポイントとして最高価格に注目したい。ともに新車価格を楽々オーバーしている。これはカスタムされて付加価値がついたからであり、DS/DSCの中古車を象徴するものでもある。要するに少なからずカスタムされた車両が多いということだ。マフラーはいうにおよばず、ハンドルの換装も比較的ポピュラーなメニュー。外装までガラリと替えてしまっているものも珍しくない。乗り味の変化や、車検時の対応はチェックしておこう。 |