1959年の初代誕生から約60年、その本質は変わることなく確実に進化を続けるホンダ「CBシリーズ」。
この名車の歩みと進化の歴史、そして誰もが認めるバイクとしての実力を詳しく紐解いていこう。Photo:Hiromu Inoue Text:Daisuke Shigematsu

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![]() 1959年の初代誕生から約60年、その本質は変わることなく確実に進化を続けるホンダ「CBシリーズ」。 CBのアイデンティティーって何だ?いつだってCBは
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順位 | メーカー | 車名 | 販売台数 |
---|---|---|---|
1 | ホンダ | CB400SF/SB('08〜) | 2,935 |
2 | カワサキ | ニンジャ400/ABS SE('13〜) | 1,575 |
3 | ヤマハ | YZF-R3 ABS('15) | 1,204 |
4 | ヤマハ | SR400('10〜) | 1,142 |
5 | ホンダ | CBR400R/CB400F/400X('13〜) | 995 |
6 | ヤマハ | ドラッグスター/クラシック400('10〜) | 499 |
7 | KTM | 390デューク('13〜) | 356 |
8 | スズキ | GS400 | 201 |
9 | KTM | RC390('14〜) | 194 |
10 | スズキ | スカイウェイブ400S ABS('09〜) | 159 |
順位 | メーカー | 車名 | 販売台数 |
---|---|---|---|
1 | ホンダ | CB400SF/SB('08〜) | 2,174 |
2 | ヤマハ | YZF-R3 ABS/MT-03('15〜) | 1,883 |
3 | ホンダ | 400X/CBR400R('16〜) | 1,374 |
4 | カワサキ | ニンジャ400/ABS('13〜) | 1,270 |
5 | ヤマハ | SR400('10〜) | 1,152 |
6 | ヤマハ | ドラッグスター/クラシック400('10〜) | 488 |
7 | ドゥカティ | スクランブラーシックスティ2('16) | 397 |
8 | KTM | 390デューク('13〜) | 332 |
9 | ホンダ | CBR400R/CB400F/400X('13〜) | 243 |
10 | KTM | RC390 | 181 |
参考:二輪車新聞 2017年1月1日第2982号 2016年1月1日発行 第2932号
バイクメーカーにはそれぞれカワサキのZ、スズキのGS、ヤマハのXJといったようにそのメーカーを代表するシリーズが存在する。そのなかでも確固たる存在感と知名度を誇るのがホンダ「CB」シリーズである。存在感の高い4気筒エンジンや美しいプロポーションは、バイク好きでなくても一度は目にしたことがあるはずだ。後述するが、白バイや教習車にも多く採用されるなど、まさにバイクの代名詞的な存在として長年親しまれている。
そもそもCBシリーズの誕生は約60年前に遡る。初代となるのは1959年に販売された124ccの「ベンリイCB92スーパースポーツ」。市販車として初めて車名へCBの名前が与えられた。当初のエンジンは4気筒エンジンではなかったが、ネイキッドスタイルとしてのオーソドックスなフォルムは後のCB400FOURやCB750、CB1100Fといった名車にもしっかりと引き継がれている。
そして、そのフォルムはさらにCBシリーズの知名度を最も高めたと言っても過言ではないスーパーフォアシリーズへと進化を遂げる。時代はまさにバブルの終焉を迎えた混沌期だったにも関わらず、次世代のネイキッドスタイルとして投入されたスタイリングはホンダを代表する機種としてその地位を獲得。それから今日まで、その血脈は絶えることなく続いている。もちろん各部位の構造や技術的なシステムは時代とともに洗練されてきたが、基本的なフォルムはきっちりとCBなのだ。
そんな人気シリーズだからこそ中古市場ではタマ数も多く、年式や程度を選ばなければ比較的容易にお手軽な車体を探し出すこともできる。最新モデルが一番良いのは当たり前だが、これまでリリースされてきた数々の旧モデルでも納得できる乗り味と所有感を実感できるのが、ホンダを代表するCBシリーズの魅力であり、実力なのである。
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