2019/05/24 23:49:35 更新ライブディオZX エンジン修理ホンダ ライブDio ZX
ライブディオZXエンジン故障修理です。 コンプレッション不良によりエンジンがかからなくなってしまいました。 前オーナーの整備、ガスケット、クリップの再利用が故障の原因と思います。 ライブディオのような誰でも彼でもさわってしまうバイクは何をされているか分かりません。 このように壊れて気が付くケースがあります。
シリンダーが原因ですが、腰上の交換だけで済ませてしまえばまた焼き付いてしまう恐れがあります。故障の原因は腰上だけとは限りません。腰下が未整備な場合、長く乗りたいのであれば腰下の点検整備を推奨します。
オイルポンプもOHしました。ここのシールが抜けるとクランク室にオイルが慢性的にリークしエンジン不調の原因になります。
意外と盲点なのがエンジンマウントのブッシュです。振動が出るので古い車両は交換がお勧めです。
駆動系もしっかり点検しておきます。ここからもエンジンを壊していきます。
エンジン完成しました。
ピストン、シリンダー交換です。ただ新品を組むのでなく、ひと手間ふた手間加えてます。
最終的には燃調が大事なのでキャブレターの整備も必要になってきます。
エンジンOHの時は必ずオイルポンプのエア抜きを行います。
キャブレターのセッティングと試乗で修理終わりです。