2023/10/19 19:24:38 更新エリミネーター250LXのサイドカバーのツメ折れ補修カワサキ エリミネーター250LX
今日は前にも同じような作業をしましたが、またまた外装の補修です。 旧車の宿命とでも言いましょうかやはり20年30年も前のバイクになりますと色々とガタがきています。 外装も例外ではなく特にツメ折れと呼ばれるような破損は無い方が珍しい位です。
今日補修したエリミネーター400のサイドカバーですが既に補修された跡があります。 ただ接着も甘く補修後に再び折れてしまった様で針金でなんとか繋がっているだけでした。 また良く見ると先っぽの方は別のカウルから切り取った物のようです。 厚みも問題なさそうだったので今回はこのまま使わせてもらいます。
外装の補修は基本的に溶着になります。 ワレた部分にそのまま接着剤をつけても接着面が狭いためどうしても強度がでません。 なので、はんだゴテでワレた部分を溶かしながら補強材を入れる面積を広く取ります。
溝を深めに掘ってプラリペアを流し込んで接着します。 プラリペアは硬化するとヤスリがかけられるくらい固くなりますので外装の補修には重宝しますね。
裏側が終わったら表側からもコテで溝を切ってからプラリペアで接着していきます。 さすがに完全には元に戻りませんがつまんでちょっと力を入れる程度では折れたりしません。 破片さえ残っていればわりとなんとかなりますので、もしツメ等が折れている場合は捨てたりせずにバイク屋さん等に相談してみましょう。
対象車両情報
- メーカー・ブランド
- カワサキ