フュージョンも得意とする当店ではこの修理をさせて頂く事が多々あります。 それはメカニカルシールの交換になります。 メカニカルシールとは簡単にお話しますと、 エンジン内でオイルが入ってる部屋と冷却水が入ってる部屋が分かれているのですが、 その境にある部品です。 エンジンが動いている間は、双方を通る部品が回りながら動きますので、 当然摩耗してきます・・・。 その為、冷却水にオイルが入り込み、冷却水に混ざります・・・。

ベアリングが二つ付いている棒状の部品がそれですね。 冷却水にエンジンオイルが混入しますと、混ざった冷却水が車両全体に行き渡ってしまいます。 平たく言いますと、水と油が混ざるわけなので、冷却機能を低下させるだけでなく、 水が通る通路がドロドロになってしまいます。 当然、ラジエータキャップにも触れますので、ゴムがフヤけてしまい機能が衰えます。

部品を交換するのにエンジンの一部を分解が必要になります。 カバーのそれぞれに、ガスケット(エンジンオイルの漏れを防ぐもの)を綺麗に剥がして、 組み直す時に新しい物に交換します。 ガスケットに触れるとよくわかるのですが、 国産車はこの辺りがしっかりしており、漏れにくい素材になっている事がよくわかります。 ・・・が、剥がすのは外車の様には行かず、一苦労です。 何でもそうですが、異変に感じても放っておく事が一番良くないです。 早期に発見し修理する事により、大事にはならず修理代も少なくて済みます。 何でも結構です。気になる事がありましたら、当社へご相談下さい。