こちらは修理でお預かりのスーパーディオです。 長期間放置していたためエンジンがかかりません。 タイヤの劣化やブレーキケーブルの固着もありますが、ご予算の範囲で乗れるようにというご依頼です。

まずはキャブレターです。変質ガソリンで汚れまくってます。 これはクリーナーに一晩浸け置きします。

動けば良いというレベルの修理ですが、念の為ドライブベルト、エアクリーナエレメントなども点検します。

前タイヤです。 もうすぐ発売から20年以上経つ機種ですが、新車から一度も交換されていないようでひび割れしており、空気も完全に抜けています。

これは右のブレーキケーブルです。 完全に錆びて動きませんから新品交換です。

変質ガソリンで汚れていたキャブレター、クリーナーに一晩浸け置きしてすっかりきれいになりました。

フロントブレーキケーブルが錆で固着していたためレバーを握ってもびくともしない状態でした。 新しいものに交換しました。 ひび割れがひどかったフロントタイヤも交換しました。

外装を取り付ける前にエンジンの始動テストを行ないました。 バッテリーも完全にアウトだったので交換し、電装系統のチェックも忘れず行います。 写真はチャージ電圧の測定中です。

外装を組付けお掃除して完成です。 テスト走行もしてきましたが、すっかり快調に走るようになりました。

作業時間及び修理費用は、機種・車両の状態により変動します。 また、作業の混雑状況や部品在庫の有無によっては数日お預かりとなる場合がございます。 あくまで目安としてご参照ください。