2019/09/17 20:17:09 更新☆XJR1200R 納車整備 LAP 6☆ エムフィールド・東京都立川市ヤマハ XJR1200R
続いてフロントフォークのメンテナンスを行います。
このオイルシールを押さえている?クリップ。 これが錆びやすい。 雨天走行後や洗車後に、ココは良く乾燥させてあげましょう。 定期的にダストシールを持ち上げて、グリスアップするのも良いかと思います。
オイルはドロリ…。 「フォークシールは抜けてないですし大丈夫ですよ」と言われて買った車両が クリップが錆びてたり、オイルがドロリだったりしたら 嫌ですよね。 当店で販売する中古車両は、当店での整備履歴がない場合、 フロントフォークからオイル漏れしていなくでも 必ずオーバーホールしてから納車しています。
劣化したフォークオイルの臭い、嗅いだことありますか??? それはもう何とも言えない「かほり」がします…。
ブレーキダストで汚れているキャリパー取付裏とかも
綺麗にしてから磨いてあげます。 性能には全く影響しませんが…。
インナーパーツもしっかり洗浄して、しっかり乾燥させてから 組み立てて行きます。
カートリッジ式フロントフォークですが、ヤマハG5オイル指定なので赤オイルです。 この車両の新車販売当時に、カートリッジ専用っていうオイルがなかったんだろうなぁ…。
そしたらステム廻り。 ステアリングが、STD車より楽しい 「R」 ですから ココはいつも以上に?しっかり仕上げましょ。 とは言っても、やることはいつもと一緒です。 このステムベアリング廻り、ここも当店での整備履歴の無い中古販売車両は 必ず分解整備致します。
アンダーブラケット側と
トップブリッジ側。
硬くなったグリスは残っていますが、レースには打痕があります。 ステムベアリングも消耗品ですから、ステムナットを緩めて誤魔化しても 何の解決にもなりません。
アンダーブラケットを綺麗にしてから、もちろん新品を組み込みます。 このベアリング、こんなに高かったっけ…(=_=;)???っていう位、値上がりしましたね。
レースはしっかりと圧入します。
圧入時の感覚や音でレースの着座具合を判断しますが、目視も大事。 しっかりと確認します。
硬すぎない、且つ熱だれしないグリスはしっかりと押し込みます。
組んだ後にはみ出た分は、ふき取ればいいだけなのでしっかりと☆。 微妙な締付加減でステムナットを締め付け、フロント廻りを組み立てます。
そんなこんなで無事に着地です☆ もう少し続きます。
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
---|---|---|---|---|---|
納車整備一式 | 1 | 80,000 | 80,000 | 課税 | 整備 |
使用部品代金一式 | 1 | 0 | 0 | 課税 | 部品 |
課税-小計(①) | 80,000円 |
---|---|
消費税(②) | 6,400円 |
税込み-小計(③) | 0円 |
消費税 | 0円 |
非課税-小計(④) | 0円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 86,400円 |
---|
対象車両情報
作業時間目安
4時間