2019/09/03 09:03:46 更新JOG オーバーヒート 修理ヤマハ JOG

走行して5分もたたないうちにメーターの赤いランプが点灯するそうで。 見てみると水温警告灯が点灯!オーバーヒートだ! 過去の経験から、こういうときはエンジンオイルをちょっと抜いて、見てみます。 白濁…というかカフェオレみたいなサラサラのオイルになっていたり、 オイルゲージを引っこ抜いてみて、異常に量が多かったりするとウォーターポンプの不良です!(^^)!

この子もやはりカフェ・オレなエンジンオイル(^.^)オイルゲージからあふれ出さんばかりでした。 (お客様の前で診断中だったので写真は撮れてないっす) これはエンジンオイルと冷却水の仕切り的なところが破れて、オイルと水がエンジン内で混じり合って 乳化されてなるんですって。 診断がすんだら、ウォーターポンプをバラしていきます。 下半身のカウルは全部取って、エンジンむき出しにします。(^^)/

ウォーターポンプ発見!車体左側にあります。 さっそく取り外して中を見てみます。

ここも勿論カフェ・オレな液体でどろどろ…慎重に外していくと「バラバラ!」と球体がたくさん落ちてきました。 すぐ拾い集めると…ベアリング・ボウル!水とオイルを仕切っているオイルシールが破断、 その後ろにあるポンプを回す補助をしているベアリングが破壊されてました('_') こりゃ冷えないわな…

部品を交換するのですが、こびりついたガスケットを剥がしてカフェ・オレ的な液体をキレイにして ピッカピカの状態にして戻さないと将来的に必ず不具合がでてきます。

マイナスドライバーなどで力いっぱい削りとると、金属部分まで削ってしまって冷却水の漏れにつながります。 表面を仕上げる際にはオイルストーンでごしごし…

ある程度きれいになってきた!ここまでで一時間かかった…。

ガスケット類やオイルシール、ベアリングを純正の新品に交換。

専用工具でベアリング、オイルシールを圧入します。 新品みたいになりました(^^)/

これで看板犬のらぶちゃんも安心です♪(^.^)

冷却水補充。オイルラインはまだ水分がたっぷりあると思われるので水分除去成分入りのフラッシングオイルで洗浄。そしてエンジンオイルを規定量いれます。 カウルを組み付けて、しばらくアイドリング。(冷却水のエア抜きも兼ねて) 一時間ほどアイドリングしましたが、警告灯は点灯せず!(^.^)
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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ウォーターポンプ部品 | 1 | 3,196 | 3,196 | 課税 | |
交換工賃 | 1 | 8,000 | 8,000 | 課税 | |
オイルフラッシング | 1 | 2,000 | 2,000 | 課税 | |
オイル交換 | 1 | 1,500 | 1,500 | 課税 | |
冷却水交換 | 1 | 2,000 | 2,000 | 課税 |
課税-小計(①) | 16,696円 |
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消費税(②) | 1,335円 |
税込み-小計(③) | 0円 |
消費税 | 0円 |
非課税-小計(④) | 0円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 18,031円 |
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対象車両情報
作業時間目安
2時間30分