DUCATI MULTISTRADA 1000DS |
こんなに乗りやすくって
さらに目立ってもいい? |
斬新なスタイリングながら、シチュエーションに限定されない走りを提供する、ドゥカティーのニューモデル。見た目とはウラハラに空冷L型2気筒エンジンはスタート時からクセもなく低・高回転域ともに扱いやすく、ポジションも申し分なし。あまりの乗りやすさに、オォ! と思ってしまうかも。もちろん、ルックス通りの長距離走行はお手のもので、さらには狭い町中やタイトコーナーでこそ秘められた真価を発揮するのかも。レーサー派ではない、でもドゥカが気になってしょうがないなんてひとが乗ったら、それこそ目からウロコものな1台。ともかく、試乗車に乗ってみてほしい。実際に乗ったマッキーも大満足していたムルティストラーダでした。 |
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←空冷2バルブL型2気筒エンジン。さすがにお隣のS4Rと比べてるとガッツンくるパワー不足は否めないが、独特のエンジン形状の魅力が楽しめる |
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もっと開けてよ! って
アクセルが言う。 |
93年から続くドゥカティのモンスターシリーズ。そんな中「最強のモンスター」と形容されラインナップに加わったのが、水冷4バルブ996ccエンジンを心臓に持つS4Rである。乗った感想としては、やはり「オモシロイ」のは4000回転以降。ようやく活気づいてきたエンジンは、スムースにトップまで伸びる。高速走行時にもフレームのブレなど微塵も感じさせずにコーナーへ進入していける心強さたるや、サスガのひとこと。インナーチューブに金色のコーティングを施した倒立式のフロントフォーク、コクピットまわりの質感などライダーをヤル気にさせる装備を纏ったモデル。ドゥカティファンのみならずとも非常に気になる1台と再確認した次第である。 |
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←ご覧のように、湾曲したラジエターにオイルクーラーもS4Rからは標準装備となった。DOHCヘッドもFタイヤ付近まで接近している |
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