おすすめのツーリングスポット：ヘアピンカーブのコーナーが特徴的な西吾妻スカイバレー
裏磐梯の秘境・西吾妻スカイバレーは、幕末に起こった戊辰戦争の頃には、馬や徒歩で米沢に向かうために使われた白布峠に通じる道路です。ツーリングが好きなライダーなら多くの方が「一度は走りたい」と思う西吾妻スカイバレーの見どころ等をご紹介します。
西吾妻スカイバレーの概要
福島県耶麻郡北塩原村にある桧原湖から山形県米沢市内へ通じる約18kmの道路です。かつては有料道路でしたが、現在では通行料金の徴収は無く、無料開放されています。路面の状況も良く、整備されている特徴があります。
この西吾妻スカイバレーは、磐梯山の峠を越える山岳道路です。東鉢山七曲と呼ばれるヘアピンカーブが存在しており、国内にあるワインディングロードの中でも特にライダーが走破の醍醐味を感じる道路と言われています。快適な走りを求め、多くのライダーがツーリングを楽しんでいます。
おすすめの絶景ポイント
ワインディングロードの走行が優先という方も多いのですが、まずは西会津の山々の風景を楽しみましょう。東鉢山七曲近辺には駐車場があり、ここから桧原湖等を一望出来ます。新緑の季節や紅葉の時期における木々の色合いを楽しみましょう。
また、道路形状の美しさも同時に確認出来ます。折り重なっている道路の様も景色の一つとして捉えると、また違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか。峠越えを終えた後に、米沢市の上杉神社参拝や裏磐梯の湖巡り等もおすすめです。
走行時、ここに気を付けよう
西吾妻スカイバレーは冬期閉鎖となります。概ね、雪が積もり始める11月から翌年4月上旬までの期間が通行禁止となります。閉鎖等の情報は「山形県観光ポータルHP」等で確認可能です。ここは山道ですので、秋口の早朝に多い道路凍結や春先に道路に残る雪に注意します。雨降り後のスリップにも注意しましょう。
また、ヘアピンカーブが多く、先が見えないままの走行になります。対向車との衝突を防ぐために走行時のライン取りに注意することと、ハイビーム点灯や警笛を鳴らすことでバイクの存在を周囲に知らせることを徹底します。
早朝等は霧の発生も懸念されます。天候を優先し、無理な走行は避けることも大切です。18kmほどの距離ですが、道路自体の高低差がかなりあります。適宜休息を入れながら進むことをおすすめします。
まとめ
連続した七曲りのヘアピンカーブが魅力の西吾妻スカイバレーは慎重な運転が求められますが、ここでツーリングの楽しさを知る方が多い傾向にあります。福島や山形は自然が豊かですし、美味しいグルメがたくさんあることも見逃せません。
本記事は、2016年12月9日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。
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