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コーヒーツーリングの魅力とは?ソロ活でも楽しめるアウトドアの定番スポットや必要なアイテムを紹介

近年人気が高まっているコーヒーツーリング。アウトドア気分を楽しめるツーリングがしたいものの、本格的なキャンプではなくもっと気軽にトライしたいと考えている方にも、コーヒーツーリングはおすすめです。

この記事では、ソロでも楽しめるコーヒーツーリングの魅力や定番スポット、必要なアイテムを紹介します。コーヒーツーリングをする前に知っておきたい注意点も解説するので参考にしてください。

コーヒーツーリングの魅力とは?

コーヒーツーリングとは、言葉のとおり「バイクでのツーリング先でコーヒーを飲むこと」です。ただコーヒーを飲むだけでなく、美しい景色を眺めながらコーヒーを楽しむのがコーヒーツーリングのスタイルです。豊かな自然のなかで楽しむコーヒーは格別であり、近年人気が高まっています。

キャンプツーリングよりも手軽に楽しめる

バイクにテントやシュラフを載せて出かけるキャンプツーリングは、必要なアイテムが多く準備が大変です。一方、自然のなかでコーヒーを飲むことを目的としたコーヒーツーリングは、大がかりな道具が必要ないので手軽に始められます。

またキャンプツーリングの場合、日帰りも含めてテントを張るにはキャンプ場の予約が必要です。一方コーヒーツーリングは、禁止されていない限り多くの場所で自由にコーヒーセットを広げられます。場所の予約などをせずに、思い立ったときにふらっと出発できるところがコーヒーツーリングの魅力です。

自然のなかでリラックスしてコーヒーを堪能できる

コーヒーツーリングの醍醐味は、自然のなかだからこそ味わえるおいしいコーヒーです。美しい自然の風景、鳥のさえずりや川の水音、木々の匂い、頬をなでる風、そしてこだわりのコーヒーと、五感をフル稼働して自然とコーヒーを堪能できます。

日常を離れ、自然のなかでじっくりとコーヒーを味わう時間は、心身のリフレッシュタイムになるでしょう。

自分だけのお気に入りスポットを見つけられる

コーヒーツーリングは、先に目的地を決めてから出発するのも、ノープランで出発して道中の気になるスポットでコーヒーを飲むのも自由です。ノープランで行っても、思いがけず心を動かされるスポットに出会えることがあります。

コーヒーツーリングは、ゆっくりと座ってお湯を沸かすところから始まり、滞在時間が長くなることでそのスポットの空気感を存分に感じられます。足早に通り過ぎると印象の薄かった場所も、コーヒーツーリングでゆっくりと滞在すればお気に入りスポットになるかもしれません。

ソロ活でも楽しい!コーヒーツーリングのアウトドア定番スポット

ソロ活でも楽しい!コーヒーツーリングのアウトドア定番スポット

続いて、コーヒーツーリングの目的地におすすめの場所を紹介します。先述のとおり、キャンプツーリングと違って場所を選ばず、自分の好みの場所で過ごせることがコーヒーツーリングのメリットです。

山、展望台

山の上や展望台など、高い場所からの景色は格別です。また木々が生い茂る山は、鳥のさえずりや動植物などの自然をダイレクトに感じられるスポットです。自然のなかで楽しむコーヒーもまた格別でしょう。山にある石や丸太を椅子にして過ごすのも、アウトドア気分が高まります。

なおオフロードバイクの場合は、人のいない場所まで進みゆっくりとコーヒーを楽しむのもよいでしょう。ただし、整備されていない道を奥まで行かないよう注意してください。

海、海岸、海沿い

潮風を感じる海岸や海沿いの道も定番スポットの一つです。遮るものがないので心地良い風や日差しを全身で感じられます。風が強いと肌寒くなることも想定される海辺ですが、だからこそコーヒーの温かさが体に染み渡るでしょう。古い護岸や防波堤に座ってゆっくりとコーヒーを楽しんでみてください。

海水浴シーズンや週末には混雑する場所もあるため、その場合は人の少ない海岸や他の定番スポットに向かうのがおすすめです。

川、土手、ダムなどの水辺

水音に耳を澄ませてリラックスできる川沿いや土手、ダムなどもおすすめのスポットです。街中の川沿いは休憩スポットがない場合もありますが、地方に行ったり山に近づいたりすると、落ち着いて過ごせる河川敷などがあります。海とは異なる水の風景のなかでコーヒーを味わえます。

ただし自治体によって、河川敷での火気使用を禁止している場合があるので注意が必要です。事前に許可を取れば火気使用が認められる場合や、直火かカセットコンロかなど使用機器によって制限が異なる場合があるため、事前に確認するとよいでしょう。

公園

身近な場所で利用しやすいスポットが公園です。先に紹介した3つのスポットに比べて利用者が多い場所ですが、自然を感じながらゆっくりとコーヒーを飲めます。街中にある公園の場合は、自然の音に混じって子どもの元気な笑い声などが聞こえ、それもまた癒しになるでしょう。

また、河川敷と同じく自治体や管理団体によって火気使用を禁止している公園もあります。一方でバーベキューなど火気使用を認めている公園や既設のカマドでの火気使用のみ認めている公園もあるため、事前に確認しておいてください。

コーヒーツーリングに必要なアイテム一覧

コーヒーツーリングは荷物が少なく手軽にできることが魅力ですが、一体どのようなアイテムが必要なのでしょうか。コーヒーへのこだわりによっても、持って行くアイテムは変わります。コーヒーツーリングに必要なおもなアイテムは、以下のとおりです。

  • 水(お湯)
  • コーヒー豆
  • コーヒーミル
  • コーヒードリッパー
  • シングルバーナー
  • OD缶
  • ケトル
  • マグカップ
  • チェア
  • テーブル

まず必要なのが水です。忘れてしまっても道中で買えば大丈夫ですが、気付いたとき都合良くコンビニや自販機が近くにあるとは限らないので、持って行くようにしましょう。

コーヒー豆とコーヒーミルは、豆から挽いてコーヒーを淹れたい方には必須のアイテムです。アウトドア用のコンパクトなコーヒーミルを使うとよいでしょう。また、ドリップコーヒーを楽しむならドリッパーとフィルターも必要です。アウトドア用の折り畳めるコンパクトなドリッパーが多数販売されており、ドリッパーのいらないフレンチプレスやパーコレーターという道具もあります。

お湯を沸かすアイテムも必要です。家庭用のカセットコンロを装着して使うシングルバーナーか、キャンプでよく見かけるOD缶が一般的ですが、固形燃料やアルコールストーブでお湯を沸かすこともできます。また、お湯を沸かすのに使うケトルは、注ぎ口の小さいフタ付きのものだとお湯が早く沸きます。シェラカップなどでも代用可能です。

チェアやテーブルは、その場にある石や木などを利用することもできます。東屋やベンチなどの利用を前提にすると荷物を減らせるでしょう。

なお、風が強い日は火がすぐに消えてしまう場合があるので、卓上サイズの風防があると便利です。

コーヒーツーリングをする際の注意点

手軽に始められてリフレッシュできるコーヒーツーリングですが、行く前に把握しておきたい注意点もあります。特に注意したい項目を4つ紹介します。

荷物は最低限に留める

キャンプツーリングに比べて荷物が少なく手軽なコーヒーツーリングとはいえ、必要なものを積み込むとそれなりの量になります。まだスペースの余裕があるからとさらにアイテムを追加すると、バイクの操作性が落ちてしまいます。快適なツーリングを楽しむためにも必要最低限の荷物で出かけましょう。

荷物をさらに減らし身軽にコーヒーツーリングを楽しむなら、市販のコーヒードリップバッグを利用するのも一つの方法です。1杯分のインスタントコーヒーを持参するのもよいでしょう。

混雑の少ない早朝に出かける

コーヒーツーリングに行くなら早朝出発がおすすめです。混雑を避けて移動できるうえ、目的地に早く到着できます。特に都心部の場合、日中の移動は渋滞に巻き込まれる心配がありますが、早朝ならストレスなく移動できるでしょう。早朝に出発すると移動距離も伸ばせるため、目的地の幅が広がります。

また、目的地に早く到着すると、人気のない時間帯にコーヒーを淹れられることもメリットです。ゆっくりとコーヒーを嗜むのがコーヒーツーリングの醍醐味なので、混雑していないことは重要なポイントになります。

バーナーを使う場合には火気使用の可否を確認する

前述のとおり、場所によって火気使用が禁止されていることもあります。罰則が科される場合もあるため、火気使用が可能かしっかりと事前に確認しましょう。火気使用が認められている場合でも、周囲の安全に十分に配慮することが重要です。

自宅でお湯を沸かし、魔法瓶に入れて持ち運ぶ方法もあります。この方法なら火気使用の可否を確認しなくてもコーヒーを淹れられますし、お湯を沸かす手間と時間を省けます。お湯を沸かすアイテムを持たなくて良いので、より荷物を少なくできる点もメリットです。

ゴミは持ち帰る

コーヒーを淹れると必ず出るのが、使用済みのフィルターやコーヒーかす、砂糖やミルクのからなどのゴミです。それらをまとめるゴミ袋を必ず持参しましょう。

有料のキャンプ場はゴミ箱を設置している場合があり、利用料金にゴミの処理費用も含まれています。その場合はゴミ箱に捨てて帰ることも可能ですが、海や山などの無料の施設では、基本的にゴミは自分で持ち帰るのがマナーです。

まとめ

ゆっくりと時間が流れる自然環境のなかで、コーヒーを飲みながらリラックスできるコーヒーツーリング。愛車に乗って気軽にアウトドア気分が楽しめます。

海沿いや山、整備された公園などさまざまなスポットを巡るうちに、自分の好みのスタイルやお気に入りの場所が見つかるでしょう。こだわりのアウトドアコーヒーアイテムが増えていくかもしれません。

今回紹介した注意すべきポイントも参考にしながら、快適なコーヒーツーリングを楽しんでください。

本記事は、2023年11月6日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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