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普通二輪免許で楽しめるスーパースポーツはたくさん!

じつはスーパースポーツの世界は気軽!?

普通二輪免許で楽しめる
スーパースポーツはたくさん!

徹底的に速さと運動性能を追求するのが、スーパースポーツの基本姿勢
でも小中排気量帯のスーパースポーツは必ずしもアグレッシブとは限らない
旗艦から外観イメージを受け継ぎながら、気軽さも盛り込んだ機種だって多いのだ

KTM RC390

新車価格●66万2600円 中古相場価格●40〜66万円

KTM RC390
MotoGPレーサーをほうふつとさせる
超アグレッシブな外装デザイン

2017年は世界ロードレース選手権のMotoGP、Moto2、Moto3の全クラスにワークス参戦するKTM。このRC390は「READY TO RACE」をブランドスローガンに掲げるKTMのアイデンティティを注入しながら、ストリートに適した扱いやすさも盛り込んだモデルだ。お得意の鋼管トラスフレームに搭載されているのは、最高出力44馬力を発揮する排気量373cc水冷単気筒エンジン。スリッパークラッチを標準装備し、前後サスペンションはWP製でまとめる。

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HONDA CBR400R/<ABS>

新車価格●69万9840円〜 中古相場価格●28〜64万円

400ccクラスでは国内メーカー唯一の
本格的なスーパースポーツルック
HONDA CBR400R/<ABS>

ネイキッドのCB400Fやアドベンチャースタイルの400Xと基本部を共通化する手法で開発され、2013年型で新登場。2016年型では、LEDデュアルヘッドライトの新採用を含む外観の大幅刷新と、各部の熟成を受け、よりスピード感のあるスタイリングとなった。46馬力の排気量399cc水冷並列2気筒エンジンを搭載し、車重は192kg(ABS仕様は194kg)。適度なパワーと車格、利便性にも配慮した各部の設計で、気軽にスポーツを楽しめる。

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YAMAHA YZF-R3 ABS

新車価格●63万1800円 中古相場価格●40〜69万円

スリムでタイトなボディに
余裕のあるエンジンを組み合わせる
YAMAHA YZF-R3 ABS

軽二輪クラスのYZF-R25と車体は基本的に共通。しかし水冷並列2気筒エンジンは、ボアアップにより排気量が320ccに拡大され、R25よりも6馬力増となる42馬力を発揮する。車重は、R25のABS仕様と比べてわずか1kg増。これらの仕様が、より余裕のある走りを生む。400ccフルサイズと比べれば中途半端に感じられる排気量は、最高のバランスを追求した結果の数値だ。

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KAWASAKI NINJA250SL

新車価格●45万9000円 中古相場価格●30〜46万円

コンパクトな単気筒エンジンを生かして
超スリムボディで扱いやすさと速さを追求
KAWASAKI NINJA250SL

ニンジャ250がパラレルツインエンジンを搭載するのに対し、2015年型で新登場となったSL(=スーパーライトの略)はシングルエンジンを搭載。車体も完全に別物で、排気量249cc水冷単気筒エンジンのコンパクトさを活かした、超軽量スリムボディを実現。29馬力の最高出力に対して車重はわずか149kgで、キビキビとした走りにつながっている。フレームは鋼管トラス構造で、前後サスペンションはベーシックな設計。前後タイヤもスリムなバイアスタイプとして、軽快性を追求してある。

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KAWASAKI NINJA250

新車価格●55万3500円〜 中古相場価格●27〜60万円

このクラスを10年近くけん引
現行型はアシスト&スリッパークラッチも搭載
KAWASAKI NINJA250

環境規制強化の影響により、一時は軽二輪クラスのフルカウルスポーツが壊滅的な状態になったが、2008年型としてニンジャ250Rを新発売していち早くこの状況を打開する手を打ったのがカワサキ。初代の後継となるこのニンジャ250は、2013年型でのモデルチェンジによって誕生した。最高出力31馬力の248cc水冷並列2気筒エンジンは、2015年型でアシスト&スリッパークラッチも搭載。ZX-10Rに通じるエッジの効いたデザインも魅力だ。

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適度な車格とパワーで幅広い用途とスキルに対応

かつてはレーサーレプリカと呼ばれた、排気量250〜400ccクラスのフルカウルロードスポーツも、近年はスーパースポーツにカテゴライズされることが増えてきた。しかしこのクラスは、リッターや600ccのスーパースポーツ、あるいはかつてのレーサーレプリカとは、やや立ち位置や狙う方向性が異なる。

外観こそ、各メーカーのフラッグシップやレーサーとイメージが共通化されている機種が多いが、その乗り味は尖り過ぎることはなく、エントリーライダーが最初の1台に選んだり、ベテランがライディング技術を磨くのに使ったり、あるいはツーリングや日常の足として幅広い用途で乗るのにも向くモデルが大半だ。

このクラスは、排気量が少なめなことに加えて、近年は単気筒または2気筒のエンジンを搭載していることがほとんどなので、エンジン出力は適度で車体は軽く、扱いやすい。

それでいてやっぱり、スーパースポーツらしいカッコよさがあるのだ。

HONDA CBR250R

新車価格●49万8960円〜 中古相場価格●15〜50万円

市街地でも扱いやすいエンジン特性でロングツーリングさえも視野に入れる

2017年型として運動性能を徹底的に磨いたCBR250RRが新登場して以降も、ラインナップに残るのがCBR250R。初代が2011年に登場し、2014年春には外観刷新などの熟成が施された、排気量249cc水冷単気筒エンジンを積むスーパースポーツだ。2014年型以降のモデルは最高出力が29馬力。車重はスタンダードで161kg、ABS仕様でも164kgと軽めで、低回転域トルクにも優れるエンジン特性の恩恵により、市街地走行からツーリングまで幅広く快適に楽しめる。本格的なスーパースポーツデザインながら、タンデムシート左右に別体式グラブバーを備えることからも、汎用性の高さがうかがえる。ベーシックな設計だが、これがあることでCBR250RRの存在価値も高まっている。

HONDA CBR250R
KTM RC250

新車価格●59万9000円 中古相場価格●40〜62万円

過激なスタイリングと上級の装備で
バイクを走らせる楽しさを追求!
KTM RC250

インド生産により、欧州ブランドでありながら価格低減も実現した、オーストリアの軽二輪スーパースポーツ。鋼管トラスフレームに最高出力31馬力を発揮する排気量249cc水冷単気筒エンジンを搭載。レーサーを思わせる過激な外装デザイン、WP製の倒立フロントフォークとリアモノショック、ラジアルマウント型のフロントブレーキキャリパーなど、かなりレーシーな仕様となっている。ただし優れた走行性能の一方で、このクラスならではの扱いやすさも盛り込んだパッケージングだ。

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SUZUKI GSX250R

新車価格●52万7040円 中古相場価格●該当なし

カッコよさを徹底的に追求した
じつはフレンドリーな2017年のニューカマー
SUZUKI GSX250R

2017年の新型で、日本では4月に発売が開始されたGSX250Rは、扱いやすさに定評があるネイキッドのGSR250をベースに開発されている。もっともこだわったのはルックスで、カッコいいスタイリングのバイクを低価格で提供することで、ユーザー層を広げるのも目的。そのため排気量248cc水冷並列2気筒エンジンの最高出力は、GSRと同等の24馬力となっている。一方で外観は、GSX-Rシリーズを思わせるアグレッシブな雰囲気。過激に見えて、じつは乗りやすいというのがポイントのモデルだ。

SUZUKI GSX250Rの中古車を探すSUZUKI GSX250Rの中古車を探す

YAMAHA YZF-R25/ABS

新車価格●55万6200円/59万9400円 中古相場価格●33〜65万円

毎日乗れるスーパーバイクをテーマに
運動性能と扱いやすさを両立

市街地走行からワインディングでのスポーティなライディング、あるいはロングツーリングまで、幅広いシーンで気持ちよく乗れる性能を追求。しなやかなスチール製フレームに、低中速域での扱いやすさと高回転域での優れたパワーを両立させた、排気量249ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載している。ホンダのCBR250RRが登場したことで、クラストップの座は完全に譲ったが、それでも36馬力とライバルを圧倒する最高出力を発揮。質感の高いフルカウルも人気の理由となっている。

リッタースーパースポーツには資産価値も!?

電子制御技術の導入や環境規制適合化などの影響から、リッタークラスのスーパースポーツは新車価格が高騰。国内メーカー製でも200万円オーバーが当然の世界になった。

しかし、この数字だけを見て高いからと所有を諦めるのは、ちょっと早計かもしれない。リッタークラスのスーパースポーツは近年、中古車市場も高値安定傾向。大事に乗れば下取りや買い取りの価格に期待が持てる状況が続いているからだ。

例えば、左に挙げた2005〜2006年型のスズキ・GSX-R1000は、歴代の中でも名機とされ、新車販売から10年以上が経過した現在でも70〜90万円ほどで販売されている中古車が多い。ちなみに、さらに以前の2003〜2004年型でも中古車価格のボリュームゾーンは60万円台。個別のプレミア要素を除いても、スーパースポーツの中古車は高値安定であることがわかる。売却時のことまで考えれば、スーパースポーツは意外と高くない買い物と言える・・・かも?

※中古車相場価格はGooBike.com調べ(2017年5月)。

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