往年の名車を復活させた気軽に乗れるドゥカティ
ドゥカティの初代スクランブラーは、62年に生産が開始され75年まで販売されていたモデル。今回の新型スクランブラーは、60〜70年代に活躍した機種を現在的解釈でよみがえらせた「ポスト・ヘリテージ」モデルだ。
4バリエーション展開で、ベースモデルはアイコン。スポークホイールを履いたクラシック、フラットトラックレーサーをモチーフとしたフルスロットル、オフロードイメージを高めたアーバンエンデューロが、派生モデルとなる。
エンジンは803ccの空冷Lツイン。70年代のクルマ用をモチーフとした液晶メーターやABS、前後18/17インチのホイール径は全車共通。これまでも、さまざまな車両がリリースされてきたこのカテゴリー。今後、世界的な潮流になるのだろうか?
各メーカーの新時代が幕を開けそうな予感!
15年にブランニューデビューまたはモデルチェンジした機種は、今回紹介したものだけでなく、国内外メーカーを合わせると膨大な数になる。世界規模で見れば、二輪業界における競争はいまも激しいのだ。そしてその中で日本の4メーカーは、海外製のライバルとも切磋琢磨しながら、相変わらず中心として活動している。これは、やっぱり日本の誇りだ!
ところで、主要メーカーの15年に向けたニューモデルや動向を見ていると、「新たな模索と提案の時代に入った」と予感させられる。
たとえばカワサキのニンジャH2/RやホンダのRC213V-Sは、技術力を具現化したプロダクトによって、ブランドとしての新たな在り方を表現したように感じられる。ヤマハのYZF-R1/Mは、先進の技術を惜しむことなく量産車に投入することで、超高性能車をライダーに近づけようとするアプローチに挑戦している。200馬力という暗黙の了解をあっさり破って1299パニガーレを205馬力と発表したドゥカティからは、「やっぱりバイクは競争の歴史だろ?」というメッセージが聞こえてくる。
スズキのモトGP復帰をはじめ、明るいニュースも多い。新機種もいっぱいの15年、世界のバイク業界はこれまで以上に活気にあふれそうだ!
ところで、主要メーカーの15年に向けたニューモデルや動向を見ていると、「新たな模索と提案の時代に入った」と予感させられる。
たとえばカワサキのニンジャH2/RやホンダのRC213V-Sは、技術力を具現化したプロダクトによって、ブランドとしての新たな在り方を表現したように感じられる。ヤマハのYZF-R1/Mは、先進の技術を惜しむことなく量産車に投入することで、超高性能車をライダーに近づけようとするアプローチに挑戦している。200馬力という暗黙の了解をあっさり破って1299パニガーレを205馬力と発表したドゥカティからは、「やっぱりバイクは競争の歴史だろ?」というメッセージが聞こえてくる。
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