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ビッグネイキッドカテゴリー

国内外のメーカーが肩を並べ、ミドルクラスのネイキッドと並んで世界的に注目されているカテゴリー。
近年このカテゴリーをバンディット1250のみに頼ってきたスズキが巻き返しを図るべく
欧州のトレンドも取り入れた新機種GSX-S1000を投入。15年の台風の目となるか!?

新設計された車体に
GSX-Rのエンジン

 15年の海外市場向けスポーツネイキッドとして発表されたGSX-S1000は、05年型GSX-R1000用をベースとするエンジンを搭載したスポーツネイキッドだ。

 現行型R1000よりもロングストロークとあって、そもそも公道用スポーツに向く要素があるベースエンジンの持ち味を生かし、極端な低中回転重視化は避けながら、吸排気系の見直しや3モード+オフに切り替えられるトラクションコントロールの搭載などで、パワーユニットに扱いやすさを与えている。

 一方で車体は、公道スポーツとしてベストな性能をめざし、アルミ製メインフレームを新設計。フルアジャスタブルの倒立フロントフォークや、現行R1000譲りとなるアルミ製スイングアームを組み合わせる。

 兄弟車として、フルカウルをまとったGSX-S1000Fも同時デビュー。こちらも、ツアラーというよりはファンライドスポーツの位置づけだ。ちなみにこのシリーズ、国内仕様登場の可能性が高い!

SUZUKI GSX-S1000
SUZUKI GSX-R1000('05)
SUZUKI GSX-R1000('05)
中古相場価格◎72.9万円
01年型で誕生したR1000は、2年ごとの刷新により、この05年型で大きく姿を変えた。とにかく車体が軽く、現行型と比べてロングストロークのエンジンは、豊かな低中回転域トルクと刺激的な高回転出力を両立。いまだにファンが多い。※中古相場は〜14年まで含む
SUZUKI GSX-R1000('05)
上下にLEDポジションランプを備えた、異形ヘッドライトを採用。もちろん外装パーツも、すべて新設計されている。
SUZUKI GSX-R1000('05)
搭載する999cc水冷並列4気筒エンジンは、05〜08年型のGSX-R1000用がベース。ピストンやカムプロフィール、吸排気系やエンジンコントロールモジュールなどを専用化している。トラクションコントロールも追加された。

し烈な争いが続くSSNKクラス

ライバルメーカーの多くは以前から、スーパースポーツ由来のエンジンを使ったスポーツネイキッドを市場投入してきた。GSX-1000Sは、ここに挙げた2台やホンダのCB1000R、BMWのS1000RやアプリリアのトゥオーノV4Rなど、すでに実力が高評価されている好敵手に挑むことになる。

KAWASAKI Z1000
KAWASAKI Z1000
中古相場価格◎75.2万円
10年型以降は排気量アップされた1043cc水冷並列4気筒エンジンを搭載。14年型で大幅刷新され、刺激的なスタイリングを得た。エンジンのルーツはZX-9Rだ。
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YAMAHA FZ1
YAMAHA FZ1
中古相場価格◎66.1万円
5バルブ時代のYZF-R1用エンジン(998cc水冷4気筒)を、アルミ製フレームに搭載。11年発表モデルまでは、94馬力に仕様変更された国内仕様もあった。
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