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日本発の“萌え文化”痛単車系

外装にデカデカとアニメキャラが踊る痛車。
日本特有のオタク文化と二輪の趣味性が融合した
まったく新しいスタイルのカスタムなのだ。

KTM HAMAGUCHI BAKUON RACING
Honda ×わんおふ CBR250R
グラフィックに拘れ!
痛車の肝は何と言ってもグラフィック。そのものズバリの美少女キャラを描いたり、ロボットアニメに登場するマシンのディティールをデザインに落とし込んだりと、その手法は多岐に渡る。左上のCBRはホンダが発表したOVAアニメ『わんおふ』とのコラボコンセプト車。左右のKTM RC8はKTM 浜口レーシングが『ばくおん!』とコラボしたレーシングマシンで、なんと今年の鈴鹿8耐ではこのマシンが鈴鹿を走るというのだ! その戦いぶりに期待しよう!!
KTM HAMAGUCHI BAKUON RACING
KTM HAMAGUCHI BAKUON RACING
KTM HAMAGUCHI BAKUON RACING
矢印

 かつては秋葉原を中心とする日本のごくごく限られた地域で、密かに人気となっていた痛車。閉鎖的だったオタク文化が開かれたものとなっていくにつれて、その存在もメジャーとなってきた。美少女アニメを中心とする『二次元萌え』の世界観をバイクのグラフィックに用いるという、かなり特殊な世界だが、すでに市民権を得て、そうしたカスタマイズを楽しむライダーも急増中なのだ。
 アニメでもバイクでも突き詰めていけば誰もがオタクと呼ばれるほどの知識と思い入れを持つようになるのは至極当然で、オタクが恥ずかしいという認識は完全に過去のもの。今は、自分の愛する世界観をアクティブにアピールする時代なのだ。
 最近ではレースで活躍するマシンでも痛車のエッセンスを取り入れ、二輪メーカーもコンセプトを発表するほどである。これから要注目だ。

マン島TTの電動バイククラスに参戦するチーム未来。今年度マン島を走るマシンには、何と初音ミクのレーシングバージョン『レーシングミク』が描かれている。世界の舞台で走る痛車に、海外の反応やいかに?!

レーシングミク
レーシングミク
ホンダ CBR250R(2011)
Honda
CBR250R(2011)
平均中古価格:38.6万円
カウル面積こそ小さいが、新しさと気軽さでは魅力的なモデル。既に数多くのユーザーが痛車を楽しむ人気車である。
KAWASAKI NINJA250R(2009)
平均中古価格:37.5万円
カウル面積の広いニンジャ250Rは痛車ベースには最適な1台。グラフィックが映える単色モデルが特にオススメ。
カワサキ ニンジャ250R(2009)

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