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バイクを売却すると自賠責保険は返金される?

自賠責保険は、バイク(オートバイ)の売却時に一定の手続きを行うことで解約し、返戻金を受け取ることが出来ます。今回は、バイクの売却時に知っておくと便利な、バイクの売却と自賠責保険の関係についてご紹介します。

排気量250cc以下の場合

排気量250cc以下のバイクの場合は、車検が不要で、自賠責保険についても自分で期間を決めて加入します。1年~5年まで、契約期間が選べます。

たとえば契約期間が5年間で、契約から3年経った時に次のバイクに乗り換えたいとします。この場合は、自賠責保険の車両の入れ替えをすることで、次のバイクに今の自賠責保険を適用させることが可能です(車両入れ替えの前には、廃車手続きを完了させておく必要があります)。

一方で、5年分支払ったけれども、3年経過時にバイクを手放して、もう乗らないことにしたので返金してほしいという場合を考えましょう。手放す方法が売却であっても、廃車であっても、未経過分の自賠責保険については、返戻金(還付、払い戻し)があります。

ただし、支払ったお金をそのまま月割りにしたものではなく、割り引かれて戻って来るので注意しましょう。売却の場合は、車両入れ替えをするか、車両にそのまま自賠責をつけて売却したほうが、割り引かれてお金が戻って来るよりはお得です。

排気量251cc以上の場合

排気量251cc以上のバイクでは、車検が必要になります。自賠責保険料は、車検の都度、次の車検までの期間の保険料を支払います。売却時に自賠責保険の期間が残っていれば、自賠責保険は次の所有者に引き継がれます。廃車にする場合は自賠責保険の解約が出来ます。

排気量251cc以上の場合

売却・廃車に伴う手続き

売却時、自賠責保険をつけたまま売却するのであれば特別な手続きは不要です。車両入れ替えの場合は、保険会社に連絡して必要な手続きをしてください。解約の場合は、解除事由証明書等、バイクを手放したことを証明出来る書類が必要です。

廃車に伴って自賠責を解約する時は、役所で廃車申告書を必要書類と一緒に提出し、廃車証明書をもらいます。廃車証明書と、自賠責保険証明書、本人確認書類等があれば、自賠責保険の解約は可能です。解約・返戻金を受け取るための手続きは、保険会社のサービスデスク等で受け付けています。

まとめ

バイクの排気量によって売却時における自賠責保険の返戻金の額は違います。返戻金を受け取りたい場合であっても、残りの期間が丸々1ヶ月残っていないと、残り期間がないと見なされてしまうため、注意してください。

本記事は、2017年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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