
マリン後輩
写真撮るの下手ぴっぴ _(:3」∠)_
Rainy Wet Missile Tourer ZZR400限界難民
時代遅れのバイクブログやってます
「 #マリン後輩の最速日記 」 見てね( ◜‿◝ )♡
ZX-12R 01/15 87500オ換 次90500オ・フィ
Z125プロ 02/12 26000オ・フィ換 次28000オ
キャタナ 05/01 99999オ・フィ換 次99999オ





東本先生のRIDEをパクって始めた
俺RIDE。
皆さんのグーやコメントを励みに続けた結果
Kawasaki
・ZX-12R ・ZZR400 ・NinjaH2
・Ninja150RR・ZX-10R ・XANTHUS
SUZUKI
・インパルス400 ・SV650X ・カタナ250
・GAG ・GSX-R750
YAMAHA
・VOX ・WR250R ・Drag Star250
・FJR1300 ・FZ400
HONDA
・CB400SF ・VTR1000SP ・VTR1000F
・VFR800 ・FORZA
HARLEY-DAVIDSON Buell
・FLH1200 ・Firebort XB12R
DUCATI BMW KTM
・999 ・R100GS ・690duke
ヨシムラ
・隼 X-1 ・TORNADO S-1
と、たくさんの車種について書くことが出来ました(*´▽`)v
頂いたグーは1400を越え、皆さんの優しさに
ただただ感謝するばかりですm(_ _)m
最近はさらに勝手にオリジナルのヤツなんかも書いてますが、よろしければまたお付き合い下さい。
明日から本格的に会社が営業を始め、また麗しの社畜生活に戻りますが……
頑張りますU^ェ^U
目指せモーター○ガジン社!
本当にありがとうございました🤗
#俺RIDE #感謝感激雨霰 #1427 #俺は地球や!
関連する投稿
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04月08日
37グー!
㊗️グー120,000到達\(^o^)/
皆さんのおかげで偉大な数まで続けることが出来ました🥰
そして偉大なキリ番を押されたのは〜
@26444 姉さんでした
おめでとうございます🎉
偉大なキリ番をフォロワーさんが押されたことを嬉しく思います🤗
思えばモトクルを始めて7年、遠くに来たもんです(´ε` )
万人受けはしないであろう投稿に、呆れずに毎度
グーやコメントをくれるフォロワーさん( ◜‿◝ )♡
僕の無理無茶に、その身を削りながら応えてくれる
愛すべき我が愛車達( ◜‿◝ )♡
本当に本当にありがとうありがとう
ありがとうございます😊
そして、良ければこれからもよろしく
お願いします(`・ω・´)ゞ
#感謝感激雨霰 #キリ番 #120000 -
CT125 HUNTER Cub
2023年08月06日
178グー!
フォロワー数が月間ランキング1位になっております~~~!!!
まだまだバイク歴5ヶ月ほどの初心者ですが、皆様どうぞよろしくお願い致します🙇♀️
無言フォローしまくりますがご容赦ください🙏
バグでアプリ落ちたりグーができなかったりするのはわたしだけでしょうかーーーーー!?
#HONDA #バイク #ct125 #ja65 #ツーリング #赤バイク #赤が好き #バイク乗りと繋がりたい #ハンターカブ #カブヌシ #株主 #感謝感激雨霰 -
2023年04月26日
61グー!
㊗️グー#99999 もとい#100000 到達\(^o^)/
キリ番ですが、すいやせん!
通知がポコポコで見逃しました(・。・;
許して、、、許して、、、(_ _;)
さて!ですよ!!!!
ついぞここまで来ることが出来ました(´;ω;`)
これも皆さんが僕の悪ふざけに付き合って下さったお陰だす
本当に本当にありがとうございます!#感謝感激雨霰
そして僕の我が儘を叶えてくれる姫達にも
ありがとう🥰 おめでとう😻 これからもよろしく✌
やっべ、色々と伝えたいことがありすぎて言葉が選べない!
ーーー🤔
----🧐
これからも何とぞ何とぞ、この阿呆を
よろしくお願い致します
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
#ZX-12R #Z125PRO #にせんしーしー #カスタムキャスト -
Ninja ZX-12R
2023年01月30日
66グー!
「じゃあお世話になりました〜」
ディーラーから仕上がった愛車を受け取り、イソイソと押していく。
「○○がもうメーカー在庫無いので、〜〜がもう廃盤で〜」
整備のドンが小言、アドバイスをおっしゃる。
「ハハハ、ですよね」
思わず苦笑い。
「ほんじゃま、ウッスウッス」
そしてセルをしばし長押し。
キャンギャンキャン!
ドドンッ!!!!ドルドルドルドル!
ZX-12Rの久方ぶりの勝鬨。
「…フフフ」
ニヤける顔を隠すように、一張羅のフルフェイスのあご紐を締めていく。
ハンドルを握る。
愛車に跨がる。
伝わる振動。
次第に俺の心臓と脳みそのボルテージが上がっていく。
「お世話になりましたー」
静かにディラーから出ていく。
10分ほどして高速に乗る。
ヴォォォォォ!バンッ!ヴァァァァァァ!
雄叫びを上げ疾走する愛車。
「アヒャヒャヒャヒャ!ヨッシャアアア!」
俺は爆笑した。
始まりは友達がバイクにハマったことだった。
最初は1人が250クラスに乗り始めて、その次にもう一人が400クラスに乗り始めて、そして俺も免許取ろっかななって。
そして9ヶ月後には、、、
「俺のヤツぁ200馬力以上でー」
「バーカ、馬力有っても扱えにゃ意味無くね? その点、俺んは最新の電子制御で〜」
「、、、ハハハ」
俺はその時の愛車を見る。
あんなに好きだったのが、急に色褪せて見えた。
その夜。
「なぁ親父」
家のリビングで笑点を見る親父に話しかける。
「今度、親父の12R乗っていい?」
乗り始めて数分で後悔した。
親父が後生大事にしていた古いバイク。
ZX-12Rは噂に違わぬバイクだった。
文句を言い出すとキリがないので、簡単に言うと、ものすごく乗るのに苦労した。
「あ〜もう!チクショウが!」
友達(あいつら)をビビらす為に、乗ろうと考えていた自分の浅はかさに反吐が出た。
そして今日まで乗ってきた親父を尊敬した。
ビビッて歯を食いしばって、この股下の化け物を手懐ける。
いや、その気難しい御心に寄り添っていく。
「ハハハ、こいつは――」
スゴいですや。
苦労して苦労して乗れるようになった12R、ソレに跨り友達とのマスツーに出かける。
まず加速について行けなかった。
次にカーブで反対車線に突っ込みかけた、オマケで危うくガードレールにキスもしかけた。
「おい!大丈夫か」「休憩すっか?」
友達らの優しさがチクチクした。
ああ、、、これが20年のバイクの進化かぁ、、、
でも。
2車線の有料道路。
「ぐぐぐ」
200キロで先行する2台についていく!
凄まじい風切り音と、チリチリと心臓を焼く恐怖。
橋に差し掛かり、周囲の風景が開ける。
吹きつける暴力的な横風!!
「あ⁉」
風に煽られ、前の2人がふらつきブレーキが光る!
フラリと揺れる2つの赤。
まるで逆走するかのように急激に近付く紅い残光。
「““““““」
それらの真ん中を12Rにしがみつきブチ抜く。
チラリと見たメーター、目に焼きつく数字、3○○。
最寄りのサービスエリア。
あーだこーだと話し合い、一通りダベって、ラーメン食って帰路につく。
「お? おかえり。ツーリング楽しかったか?」
家に付くと親父、いや父さんが出迎えてくれた。
「うん」
「そうか! まぁ、無事に帰ってきてくれて安心安心」
「ねえ、父さん」
「あん?」
「12R楽しいね」
俺の言葉。
「だろう♪」
父さんはめちゃくちゃ良い笑顔を作った。
12Rを納屋に戻す。
傍らに停まっている俺の愛車。
窓から差し込むオレンジに照らされ輝くソレに俺は跨がる。
「そうだよなぁ、そうなんだよ」
トンチキな独り言。タンクに伏せ、スロットルをカチャカチャとひねる。
「ブオーンブオーン!」
#ZX-12R #海刊オートバイ #俺RIDE #東○海平 -
Ninja ZX-12R
2022年09月04日
48グー!
後編はーじまーるよー
「なんぼあんちゃうぬうぬしてらっきゃ。急いでらんだが?」
ふと、東北のSAで休憩してたら隼に乗っていたライダーに話しかけられた。
「あ、はい。友達が弘前市に居るもんで」
「まねでばな、からだもち気ぃつけて、へば!」
隼ライダーが呪文を唱える。
「???、あ、はい。分かりました」
「わっはっは!」
隼ライダーが去っていく。。。
俺は、いがめんちを食べる。
「うわ!これ美味すぎんだろ!」
弘前いがめんちは、とても美味しかった。
「なるほどな、それで12Rで全国を回ってる訳やな?」
関西で会ったブラバのライダーが、たこ焼きを頬張りながら俺をつま楊枝で指差す。
「いや、まぁそうなりますかね」
俺もたこ焼きを頬張る。
「ガっ!? 熱っ!」
口の中でハフハフとたこ焼きを転がす!
激熱の生地に口の中を火傷しかける、いや火傷した。
「ガハハ!アンちゃん食うのヘッタクソやなぁ~!で、次はどこに行きまんねんや?」
「えっほ、ふぎは、、、」
「なんちぃ?」
ブラバのライダーが足をバンバン叩きながら大受けする。
ちくしょーー!こっちはまだ、たこ焼き食ってる途中やっちゅうねん!
しかし、なるほど。確かにこれは美味いね。
「ヘェ~!12Rで全国回っとんけぇ!ご苦労なこっちゃのう!」
中国地方で会った12Rライダーが、がんすを俺に手渡しながら笑う。
「まぁしんどいですね」
がんすを食べてみる。ほう、これは中々。
「じゃろうの!ワシには出来んわ!岡山越えた当たりで腰イワすやろうのぉ」
12Rライダーがおもむろに、がんすにマヨネーズを搾る。
俺も真似てマヨしてみる。
「あ、ヤッベ!美ッ味」
カメラで記念にマヨがんすをパシャる。
「もう何キロ走ったや?」
「そうですね、、、上ったり下ったりして、もうオイル交換をにぃしぃろぉ………」
これぐらいですかね? と指で大体の数字を表す。
「バカじゃ。バイクバカじゃ!」
「がはは!」 「わはは!」
「で、九州まで来たの」
九州縦断中に会いに来てくれたZZR1400ライダーが俺にマンゴーつくしのアイスを手渡す。
「どもども! ですね。やっぱライダーたるもの、九州は何としてでも来たかったですから」
アイスをペロリ。冷たいのにマンゴーの濃厚な甘さが口から脳天を突き抜けた。
「ここまで来たんなら、次は鹿児島からの沖縄ね?」
「いえ、これから福岡まで戻って、それからフェリーで大阪からの関東ですね」
「ばい~!!フットワークの軽かのぉ!」
「最速ですからね」キリッ!
「バカは休み休み言え!」
「バイクバカですから、ってアッ!」
アイスの頬張りすぎて、あの頭痛が俺を襲う!
「おうおう、そんなにおろたえて……ンムっ!」
1400ライダーにも頭痛が襲った。
「明日で九州ともお別れかぁ」
海を望む露天風呂で浸かりながら、しみじみとツーリングを振り返る。
「たくさん走ったなぁ~」
「………」
なんとなく体の向きを変え、向こうに停まっている愛車の12Rを眺める。
「よく頑張ってくれた」
まだまだこれからも走るけどな!
rrr………rrr……。あ?
手元に置いていたスマホが通知を知らせる。
手に取って見てみる。
久しぶり 私分かる? ○○だよ
今さらだけどアナタの愛が
俺はポチポチとスマホを押す。
(アホ✕✕)
「せいっ!」
スマホを遠くにぶん投げて、俺は海に向けて仁王立ちで胸を張る!
「うおぉぉぉぉっっっ!!!!」
先輩に届くように俺は叫ぶ!
水平線の遥か先、先輩が笑ったような気がした。
気が済んだので振り返る。
12Rも笑っていた。
#ZX-12R #俺RIDE #東○海平 #おじゃマリン -
Ninja ZX-12R
2022年09月04日
43グー!
⚠️⚠️⚠️⚠️
今回は話が長引いたので前編、後編で分けてます
(´ε`;)ゞ
どちらか一方でも話としては上手くいってる…はず😅
前編はーじまーるよー
バンピーな山陽道を300キロオーバーで疾走っていく!
時刻は真夜中、貸し切りのような最高の道路コンディション。
愛車ZX-12Rが俺を乗せて風を切り裂いて征く!
凄まじい速さで風景が流れる。
ヘッドライトをビカビカに焚いて、爆音と暴風の中をハンドルにしがみついて疾走っていく。
「ヤッベェ! 全ッ然見えねぇ!恐ェェェ!」
眼前に広がるは暗闇、しかしスロットルは緩めない。
意地と根性と度胸と見栄の4気筒、アドレナリンとエンドルフィンのハイオクガソリンで脳ミソと心臓をブチ回すッ!
ハンドルのスマホナビを一瞥。
「よっしゃおらッ!!!!」
青森まで、あと1000キロ!
真面目に頑張ることにホトホト疲れた。
机にしがみつき、青春をドブに捨てた10代。
高収入な一部上場企業に飛び込み、死に物狂いで働いた20代。
努力はいつか報われる。
諦めなければ夢は必ず叶う。
それを信念に頑張ってきた。
……頑張ってたんだけどなぁ~
30代になった矢先、ソレは訪れた。
「……ごめんなさい」
近所のファミレス、テーブルの向こう側で頭を下げる俺の婚約者、そして。
「許してくれ!」
深々と頭を下げる俺の大親友。
「金は払う!だから俺達を許してくれ!」
対面の2人がテーブルに頭を擦り付ける。
「……そうか」
俺は店の外を眺める。
曇ったガラスに反射して、テーブルの下に、見えるはずもない2人の固く結ばれた手と手が見えた気がした。
これからはより一層、仕事に励もう。で目の前のボケ共を見返そう、そう心に決めた。
だ・け・ど。
「すまない、俺やっちまったらしい」
直属の上司が俺に勢い良く頭を下げる。
聞けば、会社での派閥争いに負けたというではないか。
しかもそれだけに留まらず、なんと1000万単位のチョンボの片棒と、アジア圏への長期出張を押し付けられたらしい。
「俺はもうオワリだ、お前も俺を切れ」
やつれた上司の顔。
入社してこの人にはお世話になった。
仕事のイロハを叩き込んでくれた、ミスをした時は叱ってくれた。そしてその後は決まって家に呼んでくれて、奥様特製の料理を振る舞ってくれた。
バッティングセンターで鬱憤を共に晴らした。休日にはバイクでマスツーにも出掛けた。
「先輩」
俺は思わず上司、、、先輩の肩を。
「ダメだ」
先輩の睨み付ける眼差し。
「─────」
「─────」
「お世話になりました」
俺は元上司に頭を下げた。
新たな部署での仕事は、それほど苦労なく馴染むことが出来た。
そんなある日の昼休憩。
部内での広報で元上司が正式にアジア圏の支部に配属されることを知った。
「……そうかぁ」
それからしばらくして俺は仕事を辞めた。
「なぁ、俺のバイクを貰ってくれないか?」
先輩の激励会&俺のお疲れ会での一幕、ベロベロな先輩が俺に訊ねる。
「え?あの12Rですか、ええ~」
「頼むよ~」
「俺より運転上手ェ先輩でも手焼いてんでしよ、俺に扱えっかなぁ~」
「お願いだって~」
「あ、そだ!先輩も仕事辞めて俺とバイクで旅に出ましょうよ!でぇ~その様子をヨウツベに~」
「頼むわ」
ふと先輩の言葉に違和感を感じ、先輩の顔を見る。
その顔は真っ赤だったけど真剣だった。
「承りました」
俺の言葉を聞くと、先輩は顔を崩して。
「ありがとう!ありがとう!」握手を求めてきた。
「そのかわり」俺は先輩の手を握って。
「代金として、俺の退職金を貰ってくれませんか」
そりゃお前、、、と先輩が。
「お願いします」
俺は先輩の目を見る。
「ありがとう!ありがとう!ブヒィ!」
先輩が感謝と変な嗚咽を漏らす。
「良いんです!良いんです!先輩も頑張って!ズビビ!」
俺も謝辞と変な嗚咽を漏らした。
後日。
「じゃあ、12Rを頼むな」
「了解しました!」
先輩から愛車のZX-12Rを受け取る。
「可愛がってもらえよ」
先輩が愛おしそうに12Rのタンクを撫でる。
「じゃあな!」
先輩がゆっくりとした足取りで帰っていく。
「先輩!」
俺は去っていく先輩の背中に声をかける。
「マジでお世話になりました!また!絶対にまた!」
俺は一生懸命に手を振る!
「おう、またな」
先輩も手を振ってくれた。
「また!絶対にまた!」
俺は先輩が見えなくまで手を振り続けた。
2ヶ月後。
「あ~走った走った」
俺は12Rでのツーリングを終えてヘルメットを脱ぐ。
しっかしアレだな。聞きしに勝ると言うか………。
「ZX-12Rはバケモノか」
俺は12Rのタンクを撫でる。
「明日はどこ行くかなぁ~」
なんて、明日の予定を立てながら、アパートのポストに手を突っ込む。
「あん?」
なんかハガキが来ていた。
どれどれ、、、
「──」
先輩の葬式を伝えるモノだった。
#ZX-12R #俺RIDE #東○海平
#僕のリアル先輩は12Rを80諭吉で押し付けてきた -
Z125 PRO
2022年09月03日
59グー!
冷え込む秋の夜長は23時。
軽く覚悟を固めて愛車に跨がる。
世間の皆様への迷惑を考えて、手短に暖気。
目的地に向けて愛車を走らせる。
しばらくのツーリング。
「うぉっと」
ヘルメットの顎下、襟から吹き込む夜風に身震いを一つ。
そして、これからの事に思いを馳せて、静まり返った国道をダクダクと進んでいく。
目的地が見えてきた。──それは。
「到着」
立ち食いそばであった。
手早く向かい側の駐輪場に愛車を停めて。
「いざ」
一切の迷い無く、動きに淀みを見せず券売機に小銭を投入。
吐き出される半券を握りしめてカウンターへ。
「三ツ矢そば」
しばらくの待機。
「へい、三ツ矢そば1丁」
仏頂面の大将から丼を受け取り、カウンターの隅へと移動する。
「──イタダキヤス」あとはただただ。
ハフ!ハフ!ズルッ!!ズルルルル!
喰らう、ただ喰らう。美味い。
途中火照った口と体からのSOSに、お冷やを流し込む。
たまらない。
っと、立ち食いをしていたら。
──ドンッ!
背中より伝わる衝撃。思わず、シタタとカウンターで腹を打つ。
振り返る。断っておくが、元来立ち食いで他の客の顔を見るのはご法度である。しかし、自らの立ち食いを邪魔されたからには、その無頼漢の顔を拝まずには居られなかった。
「熱いところを貰おうか」
「おっと済まないね、ネギ抜きで頼むよ」
俺は思わず息を飲んだ。
「……月見の銀二、かけの完七……だと……」
伝説の立喰士がそこには居た。
「…お待ち。月見、かけね」
丼を渡す大将の腕に玉のような汗が吹く。
銀二と完七が食らう、月見とかけを食らう。
その姿、その所作、立ち食いの究極形がソコには有った。
見事という他無かった。
立喰士とは成ろうと思って成るものでは無い。
立喰士とは、おしなべて立喰士ゆえに立喰士と成り得るのだ。
「ご馳走さん、寒い時はこれに限るね」
銀二と完七が店を後にする。
伝説の立喰士の立ち食い、思わず俺の頬にハラリと汗が伝った。
「おい、そこの若いの」
突如、出ていく銀二に話しかけられる。
「そばが冷めちまうぜ」
俺の心臓が早鐘を打つ。
顔から吹き出るは滝汗、余りの羞恥に丼で顔を隠すが如く一気にそばもスープもキツネもタヌキも胃へと流し込む。
「ご馳走さん」
トボトボと俺も店を後にする。
湯気が上がりそうなほどに温まった顔にヘルメットを被る。
「──はぁぁぁ」
顎ひもを締めるために見上げた夜空。
ヘルメットで見切れた天頂にフォーマルハウトが輝いていた。
#Z125PRO #俺RIDE #東○海平 #立ち食いそば
#立喰士
-
ZZR400
2022年08月28日
66グー!
貴方と初めて会った日のことを、私は今でもよく覚えています。
最新のSSを見に来ていた貴方。
そんな貴方と店の片隅に追いやられていた私は目が合いました。
一応は名車なんて呼ばれていた私、でもそれは過去の話で。
当時ではもう昔のバイクなんて言われていましたね。
そんな私を一目見て、貴方は……
「これ買います!一目惚れしました!」
と言ってくれて、お家に連れて帰ってくれましたね。
貴方は私に、沢っ山の喜びを教えてくれました。
ツアラーとして遠くまで走ってくれました。
回るエンジンを限界まで回してくれました。
格好いいパーツを一杯着けてくれました。
もう溢れんばかりの、いや溢れて両手から溢れるほどに愛情を注いでくれましたね。
旅先で私がトラブルを起こした時は、決まって貴方は笑っていましたね。
「ありゃりゃ」「おいまたかいの!」「……へへ、このポンコツがぁよぉ~」
もう私としては、そのまま永遠に沈黙したいほどに恥ずかしかったんですよ?
でもそんな私を愛してくれた貴方。
そんな貴方に応えたくて、私も結構頑張ってたんですよ?
貴方の目が、手足が、シートにかかる重みが、貴方の全てが私は愛おしかった。
──だからね。
どうか貴方は前に進んで下さい。
貴方の旅路はこんなトコロじゃ終わらない。
私はここまで、分かるでしょう?
きっと貴方を幸せにしてくれる愛車が、貴方を待っている。
お願いだから、ね?
いい加減に過去の私に囚われるのは止めて、前を向いて下さい。
私はツアラーで、貴方は旅人だから。
貴方が疾走り続けてくれる限り、その旅路に終わりは無いのだから。
距離も時間も飛び越えて、そんな貴方と疾走りたいから。
今度は貴方の心に私を載せて、旅路に連れてって下さいな。
貴方の笑顔は私の笑顔。
貴方の幸せが私の幸せ。
だから、たまにはそんな私を思い出してね。
過去なんかじゃない、今の私(貴方)を愛してね?
さぁ。
明日は秋の晴れ模様。
明日はどこに行こうかしら?
#ZZR400 #俺RIDE #東○海平 #カスタムキャスト
#とりあえず400万円欲しい