ネオクラシックバイクでおしゃれに!おすすめの車種やネオクラシックバイクに乗るメリット
ネオクラシックバイクは、比較的新しいジャンルながら、近年急速に人気が高まっています。「新しい」を意味する「ネオ」と「古典的」を意味する「クラシック」の相反する言葉が一緒になったこのバイクは、バイクライフをおしゃれに楽しみたいバイカーたちに新しい可能性を提供しています。
今回は、ネオクラシックバイクの定義やメリット、クラシックバイクとの違い、排気量別のおすすめのネオクラシックバイクを紹介します。ぜひ購入の参考にしてください。
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ネオクラシックバイクとはどのようなバイク?
新しいジャンルとして注目を集めるネオクラシックバイクとは、どのようなバイクでしょうか。定義や特徴、どのようなバイカーのニーズに合うかを紹介します。
ネオクラシックバイクは新設計+古典的なルックス
ネオクラシックバイクは、2010年頃にヨーロッパ圏で誕生したジャンルです。それより古い、日本のネイキッドが起源という考え方もあります。技術や設計は最新のものを使いつつ、古典的なルックスをしているのが最大の特徴です。
しかし、明確な定義づけはなく、クラシカルなデザインながらエンジンや足回りなどは最新という広義なとらえ方をしています。かつての名車のデザインを復刻しているものやモチーフにしている車種もあり、人気を集めています。
ネオクラシックバイクの特徴
ネオクラシックバイクの特徴は、クラシカルなデザインを持っている点です。代表的なデザインが、丸型1灯のヘッドライトです。むき出しのエンジンも、王道のクラシカルバイクの雰囲気として多く採用されています。その他、クロムメッキや空冷エンジンのフィン、ティアドロップ型のガソリンタンクなど、古典的なデザインが多く盛り込まれています。
年式や使われている装置、技術は新しいため、壊れにくいのがメリットです。エンジンの気筒数(シリンダーの数)も単気筒から4気筒まで幅広くあります。
ネオクラシックバイクがおすすめの人
ネオクラシックバイクは、クラシックバイクが好きな人におすすめです。レトロなデザインを楽しみたいけれど、性能は良く壊れにくいバイクを望む人にマッチするでしょう。また、バイクでおしゃれを楽しみたい人に好まれています。
ネオクラシックバイクとクラシックバイク、ビンテージバイクの違い
ネオクラシックバイクは明確に定義づけされてはいないと先述しましたが、クラシックやビンテージと呼ばれるバイクとは明確に異なります。それぞれの違いを年代、スペック、デザインの3つの視点から紹介します。
年代
先述したとおり、ネオクラシックバイクは2010年代以降に登場した新しいモデルです。年式も当然ながら新しいものになります。
一方、クラシックバイクの年代は、1960年から1970年頃までです。そのなかで、カフェレーサーデザインを取り入れたオールドルックの車種をいいます。
ビンテージバイクは古いバイク全般のことです。一般的に20年から25年以上前のバイクであればビンテージに該当します。
スペック
ネオクラシックバイクは足回りやエンジンに最新の技術を用いているため、性能も最新レベルです。クラシックバイクは単気筒がメイン、または2気筒のものが多いですが、ネオクラシックバイクは4気筒まで幅広くあるため、ハイパワーな走りを楽しめます。
対してクラシックバイクは、走りの追求よりもバイク本体の魅力を追求するのが楽しみ方といえるでしょう。ビンテージは年式が古いため、維持自体が難しい車体も多く、扱いには知識が必要です。
デザイン
クラシックバイクのデザインは、キックスターターやクロムメッキ、空冷エンジンのフィンが付いているなどの定義があります。エンジンなどを覆うカウルがないのも特徴です。
ネオクラシックバイクはクラシックバイクを模しているため、デザインも同じ傾向にあります。エンジンは空冷、リアサスペンションはツインショックが一般的でしたが、水冷エンジンやモノショックのリアサスペンションなど、自由度が高まっています。
ネオクラシックバイクに乗るメリット
続いて、ネオクラシックバイクの魅力や長所を紹介します。
メンテナンスの負担が少ない
ネオクラシックバイクは年式が新しく、エンジンなどのパーツや細かい部品も新しいものが使われています。性能の良さに加えて壊れにくい点がメリットです。また、故障したとしても容易に部品を調達できます。クラシックバイクなどの場合、製造が終わっている車種も多いため部品の調達自体が難しく、コストが大きくなる可能性があります。
カウルがないという特徴は、オイル交換などメンテナンスのしやすさにつながるでしょう。その点は現代バイクに比べ、メリットです。さらに、比較的軽量なため扱いやすいこともネオクラシックバイクの良さです。
コストパフォーマンスが良い
希少性が高いクラシックバイクは、購入費用が高いケースがよくあります。ネオクラシックバイクは現行のデザインのため市場にも多く流通しており、購入コストを抑えることができます。先述したとおりメンテナンスや修理における交換部品も手に入りやすいため、維持費もさほどかかりません。
ファッションとして楽しめる
ネオクラシックバイクの良さは、そのファッション性の高さです。クラシカルなライダースタイルの必要条件としてオールドテイストなネオクラシックバイクに乗り、さらに革ジャンなどでおしゃれに楽しむことができます。革グローブやデニム、レトロなヘルメットなどアイテムにこだわり、かっこよくきめるのもよいでしょう。
ガレージや部屋の中に置き、乗らないときはインテリアの一つとして眺めるのもネオクラシックバイクならではの楽しみ方といえます。
【小型(125cc以下)】おすすめのネオクラシックバイク
車体価格が安く購入しやすいのが125cc以下のバイクです。小型クラスでおすすめのネオクラシックバイクを紹介します。
XSR125/YAMAHA
ヤマハのXSRシリーズの一つであるXSR125は、2021年に海外で発売され、2023年に国内でも販売が開始されました。4ストロークの水冷エンジンが装備されています。幅広い機能パーツを備えているため、自分好みにカスタムできるのも魅力です。
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モンキー125/HONDA
レジャーバイクとして高い人気を誇るモンキー125は、レトロでかわいらしい雰囲気が魅力です。かつて50ccクラスでしたが、2018年から125ccクラスになって販売されています。スクランブラースタイルやカフェレーサーなどカスタムを楽しみながら乗ることができます。空冷4ストロークエンジンです。
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ダックス125/HONDA
2022年に初登場したダックス125は、モンキー125と同じくレジャーバイクのジャンルで、ダックスホンダST50エクスポートをモデルに誕生した車種といえます。空冷4ストロークのエンジンで、自動遠心クラッチ4速を備えています。遊び心あふれるデザインが好みの人におすすめです。
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【中型(125cc~400cc)】おすすめのネオクラシックバイク
高速道路に乗れて速さを追求でき、250ccまでであれば車検もいらないのが中型バイクのメリットです。このクラスのおすすめの車種を紹介します。
GB350/HONDA
GB350は、2021年に発売されたロードスポーツバイクです。348ccの空冷単気筒エンジンを備え、丸型1灯ヘッドライトや直立シリンダーといった王道のクラシカルデザインが魅力です。LEDのライトや前後2チャンネルのABSなどの最新装備もしっかりと備え、安全性にもこだわっています。やわらかくマイルドな加速感と気持ちの良い鼓動感を味わえるバイクです。
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CL250/HONDA
2022年に初お披露目されたCL250は、1960年~1970年代に人気を集めたスクランブラー「CL」の復刻版といえるモデルです。クルーザーモデルのレブル250がベースとなっています。エンジンは、249cc水冷4ストロークの単気筒です。気持ちが高まる歯切れの良いエンジン音が楽しめます。ワイルドな印象のネオクラシックバイクが好みの人におすすめです。
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SR400/YAMAHA
ネオクラシックバイクのなかでも高い人気を誇るのが、SR400です。1978年の発売以来、ほぼスタイルを変えることなく愛され続けてきました。これまで何度か生産終了と復活を繰り返してきましたが、2021年国内モデル終了が発表されました。そのため、高額な値が付いている中古バイクも多く見られます。街乗りからスピード感あふれるライドまでいろいろなシーンで楽しめるバイクです。
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【大型(400cc以上)】おすすめのネオクラシックバイク
大型だからこそのハイパワーを楽しめる400cc以上のバイクから、おすすめのネオクラシック車種を紹介します。
Z900RS/KAWASAKI
400cc以上のクラスのネオクラシックバイクを代表するのが、Z900RSです。通称Z1で親しまれている、1972年登場の900Super4がモデルとなっています。948ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、力強いトルク感から伸びやかな加速までダイナミックな走行性が魅力です。排気音の響きの良さも人気につながっています。
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W800/KAWASAKI
W800は、1966年発売の650-W1に始まる「W」というブランドの系譜を受け継ぐバイクです。バーチカルツインの空冷エンジンのほか、優しい曲線のフューエルタンクや丸型1灯など、クラシカルな大型バイクの魅力を詰め込んだデザインが人気を集めています。空冷4ストロークのOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載し、大型らしい鼓動感を味わいながらツーリングを楽しめます。
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XSR700/YAMAHA
2017年に登場したXSR700は、ネイキッドバイクのMT-07をベースにしたバイクです。大型のなかでは比較的コンパクトなため、扱いやすさも人気の要因といえます。688ccの水冷4ストローク直列2気筒エンジンを搭載し、街乗りからツーリング、ワインディングまでマルチに利用できる車種です。名車のRZ250やRZ350をモチーフにしたカラーリングも魅力です。
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まとめ
ネオクラシックバイクは古典的なデザインと性能の高い現代の技術をかけ合わせたバイクです。定義づけは曖昧で自由度が高いですが、丸目のライトや人気の旧車モチーフなどが共通しています。
年式、使用部品ともに新しいため壊れにくく、メンテナンス負担や維持費、購入コストを少なくできる点がメリットです。最新の技術による乗り心地や安全性は確保しながら、オールドルックスという高いデザイン性を楽しめるのが最大の特徴で、おしゃれにバイクライフを楽しみたい人に新たな喜びを提供するといえます。
125cc以下から900cc超えの大型バイクまで排気量も幅広くあり、好みの愛車にきっと出会えるはずです。
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本記事は、2024年2月7日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。