オン・オフ両方走れる!アドベンチャー系バイク(デュアルパーパス)の特徴と代表的車種
ツーリングでは、山道や林道を走れば必ずと言っていいほどダート道(未舗装道路)に出くわします。全身で自然を感じられるツーリングを望むなら、一度はダート走行を経験してみるのも良いかもしれません。今回は、オンロード・オフロード両方に対応したアドベンチャー系バイクを紹介します。
アドベンチャー系バイクの特徴
アドベンチャー系バイクと呼ばれるバイクは、主にロングツーリングや高速道路走行に適した性能を持っています。この点ではツアラー系バイクにも類似していますが、アドベンチャー系バイクならではの強みとして、未舗装道路を走行出来る点が挙げられます。オン・オフを自由に走行出来、かつ快適なツーリングを味わえる点では、まさにアドベンチャー系と呼ぶにふさわしいバイクタイプと言えます。デザインとしては、車格が大きく車高が高いものが一般的です。
アドベンチャー系バイクの歴史
アドベンチャー系バイクは、しばしば「デュアルパーパス」や「アルプスローダー」とも呼ばれ、オン・オフともに走行可能なバイクタイプとして世に知れ渡りました。中には、上記の3タイプそれぞれの得意不得意によって異なるタイプとして紹介される場合もありますが、それらを区別する明確な定義は現在、存在しません。
アドベンチャー系バイクという名は、上述の2タイプに比べると最も新しく、ここ10年以内に急成長を遂げてきたタイプとも言えます。国内外を問わず、マルチなツーリングを望むライダーから高い人気を誇っており、今後もさらなる人気の上昇が期待出来るバイクタイプです。

アドベンチャー系バイクの代表的な車種1:BMW R1200GS
アドベンチャー系バイクの火付け役となった元祖車種です。アドベンチャー系バイクの代名詞的存在であり、現在でも高い人気を誇ります。
アドベンチャー系バイクの代表的な車種2:KTM 1190 ADVENTURE
優れた操作性でスポーティーな乗り心地を体験出来る点が魅力です。最新ABS搭載でコントロール性にも優れます。
アドベンチャー系バイクの代表的な車種3:トライアンフ Tiger Explorer
パワフルなエンジンと大きな車格で、力強い走りが出来る点が魅力です。
まとめ
単なるツーリングだけに留まらず、大自然を満喫したいと考えている方にはアドベンチャー系バイクがおすすめです。この機会に、未舗装の林道やダート走行も難なくこなすアドベンチャー系バイクを検討してみてはいかがでしょうか。
本記事は、2016年7月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。